9月ももう半分が過ぎようとしていますね
日中でも涼しく過ごせる時間も増えて、秋が感じられるようになってきています
秋といえば「中秋の名月」。ことしは9月15日だそうです。
ちなみに今年は2日遅れの9月17日が満月だそうですが、15日でもとっても綺麗な月が見られるといいですね
とは言っても秋雨前線の影響で全国的にも今週はお天気が心配。。。
今年は”月より団子”の予感がしています
さて、皆さんは「八朔だんご馬」をご存じでしょうか?
香川県の丸亀市や西讃地方の一部に残る風習です。
八朔とは旧暦の8月1日(今年は9月1日)。丸亀では八朔は午節句と呼ばれ、団子を使って前足を高く上げる跳ね馬をかたどった「団子馬」を作り、男の子の健やかな成長を祈るのだそうです。男の子の節句といえば5月ですが、丸亀では8月に初節句を祝うところもあるのだとか。
このだんご馬は米粉をねって団子にし、骨組みに肉付けし作り上げていきます。
歯も形作られ、綺麗な着物をまとい、ひづめや口に赤・黄色・緑の食紅で彩色してできあがり
私はこのだんご馬を初めて見たの2年ほど前で、近所の児童館に飾られていました。
毎年恒例で作りにきて頂いているとか。
このだんご馬、ちゃんと食べれるそうで、児童館の生徒らには解体後にプレゼントしたそうで、今年は私も頂きました
ほんのり甘く、とても美味しかったですよ
そしてこのだんご馬は全てオス。つまり立派なものがついていますそしてこの部分を
食べると子宝に恵まれる、としても知られているのですよ
子どもの健やかな成長を願うだけでなく、近所に子宝に恵まれない人がいたら子どもができるようにとだんご馬を送る。
だんご馬は子どもにまつわることをあれこれかなえてくれる縁起物だったのだそうです