3Dプリンターで近鉄「楽」を作るシリーズ、今回は床板の製作をしていきます。
前回製作途中のCADを見ていただきましたが、この度試作品1号が完成しましたので、見ていただこうと思います。
まずはCADから
前回からそこまで変わってなさそうに見えますが・・・そうですそこまで変わってません笑
上面の蓋を取ってみるとこんな感じです。台車の上に来るところには穴が開いていたり、凸凹ができているのが見えますでしょうか。
この画像は蓋の裏ですが、こちらにも凸凹ができています。この凸凹がかみ合って床板と蓋との位置決めができるようになり、さらに集電版がずれないようになっています。
そしてこちらが台車を取り付ける用の台車ピンです。サイズなどはグリーンマックスの床板から測定し、GM製台車がはまるように設計してあります。これだけ別パーツにしたのは印刷の都合上こちらのほうが強度が出たり、きれいに印刷できるからです。
それでは印刷していきます。今回使用する3DプリンターはFDM方式の3DプリンターELEGOO Neptune 4です。床板は印刷速度は40mm/sぐらいで印刷しています。
こちらが印刷されたものです。台車ピンは写真を撮り忘れましたが、別で印刷しています。台車ピンは精密に印刷したかったので、印刷速度は20mm/sぐらいまでおとしています。
そして組みあがりました!
集電版をいれて、台車をはめると集電もうまくいっています。
正直このようなメカのモデリングは苦手なのでうまくいってほっとしています。
あとは3Dプリント品特有のゆがみが出てこないか少し観察します。
床板はひと段落ついたので、次回からはボディの製作にはいっていこうと思います。
ご覧いただきありがとうございました。