お久しぶりです。
10月も後半に入り、あの祭りの時期が近づいてきました。
そうです。ハロウィンです。
近年では渋谷のハロウィンや地味ハロウィン、宅コスやゲームイベントなどで日本にも定着しているお祭りですね。
私自身この手のお祭りは非常に好きなのでちょっといつもと違う服を着たりしてしまいます。
あまり知られていないこととして何度も語られているのでそこそこに知られていることですが、ハロウィンは元々ケルト人のお祭りです。
ケルト人というとゲルマン民族の大移動でブリテン島へ、そしてアングロサクソン人の侵入によってアイルランドへと追いやられてきた民族。彼らが語るケルト神話は北欧神話にもやや近いもので、メジャーというほどメジャーではないにしろニッチな需要で愛されています。
WBイェーツなんかが有名ですね。私自身彼のファンで高校の頃は詩集を読み漁っていました。
とまあ、ケルトの話となると長くなるのでまた今度にするとして今回は私が愛して止まない女性、バートリ・エルジェーベトのお話をします。
バートリ・エルジェーベト(現代ではエリザベート・バートリーという呼びの方が伝わっている気もしますが)は現在のスロバキア🇸🇰のチャクティス村に城を持っていた貴族の女性です。ハンガリーやトランシルバニアの有力貴族バートリ家の娘として産まれた彼女を世界的に有名にしたのは彼女の行った悪行です。
彼女は男女問わず愛人を持っていたそうですが、何かと趣味があう夫との仲は良かったようです。
そんな夫の死後、以前からあった彼女のドSな趣味はエスカレートしていきます。
農奴の娘を惨殺したり、下級貴族の娘に"かわいがり"を行ったりしていたようです。
そんなある日彼女のあだ名、血の伯爵婦人の由来となった事件が始まります。
いつも通り侍女を折檻していたところ、侍女の血が彼女の腕に付着してしまいます。その血を拭き取った後の肌が綺麗だったことから美肌効果の為に処女の血を浴びる様になっていったのです。かわいいですよね、自分の美に執着してて破滅していくのって。
まあこの辺りの話、彼女が権力ある家の出だった為に権力闘争の為に誇張されたとかって説もあるらしくどこまで本当かは分かりません。ただ美しさや若さの為に悪行を行い身を滅ぼすのはやっぱりとても愛おしい様に思えますよね!!!
とまあ前置きはここまでにして。
彼女をモチーフにしたキャラクターがFateシリーズ等には登場するのですが