今日はこんな写真を発掘(基本写真を見直してそれに文章を書いている思い出しブログです)。

今回は2012年7月の思い出しブログになります。

 

現在、特急草津号は長野原草津口駅止まりとなっていますが、この頃は4駅先の万座・鹿沢口駅まで走っていました。

私が利用した日の草津1号です。

(前回のブログでご説明した)1編成のみ短期間塗装されていた国鉄特急色風の編成が充当されました。

先頭車に乗車しました。

 

高崎駅から先、沿線には温泉地がいろいろあります。

 

渋川駅からバスで30分くらいで伊香保温泉。

中之条駅からバスで40分くらいで四万温泉。

長野原草津口駅からバスで30分くらいで草津温泉。

万座鹿沢口駅から50分くらいで万座温泉。

 

この4つが有名な温泉でしょうか。

中でも草津温泉は特に有名だと思います。

 

①ちょっとひなびた温泉に行ってみたい

②鉄道ファンなのでなるべく長く乗りたい→終点に万座温泉がある。

③子供の頃流行った映画「私をスキーに連れてって」のロケ地が万座温泉である。

 

そんな理由から、特急草津号で終点の万座・鹿沢口駅まで行き、万座温泉に1泊するという行程にしました。

どのくらいの乗車率だったか、もう忘れてしまいましたが、長野原草津口駅でたくさんのお客さんが下車していき、終点の万座・鹿沢口駅まで乗車しているお客さんは少なかったです。

 

万座鹿沢口駅に掲示してあった、当時の185系の 編成のご案内 です。

東海道線の185系は 10両の場合4・5号車 7両編成の場合4号車 がグリーン車ですが、東海道線以外の185系は6号車がグリーン車でした。

6号車のグリーン車は、東海道線での使用になった際、4号車になるように組み直しをしました。

したがって、現在6号車がグリーン車という編成はありません。

 

写真がないので、記憶が曖昧ですが、万座・鹿沢口駅からは宿の送迎バスに乗って移動したと思います。

万座温泉は標高の高いところにあります。

万座・鹿沢口駅から山を登って行く感じでバスは走りました。

冬場はスキーのリフトになるんでしょう。

かつて流行ったホイチョイプロダクション制作「私をスキーに連れてって」を撮影したのか、などとちょっと昔を懐かしんでみたり出来ます。

宿泊したのは 万座ホテル聚楽 さん。

広々開放感のあるロビー。

窓際に行くと森林がよく見えます。

お部屋は洋室を予約しました。

マッサージチェアやソファがあったりして、ゆったりした作りでした。

館内に万座温泉スキー場の案内が掲示されていました。

かなり広いスキー場です。

 

温泉は写真を撮るわけにはいかないので、文章だけです。

万座温泉は硫黄泉です。

箱根の標高の高いところに大涌谷というところがありますが、そこと同じように硫黄泉です。

独特の匂いがして時計などの金属類は色が黒くなってしまうという温泉です。

まわりにコンビニなどがないので、露天風呂に入ると大自然が楽しめます。

まわりにお店がありませんので、ホテルで夕朝食をとりました。

バイキングスタイルです。

まず目が行くのがしゃぶしゃぶ。

地元群馬の赤城牛・榛名豚のしゃぶしゃぶです。

これも地元のものということで、ギンヒカリというお魚の押し寿司 や こんにゃく が並んでいました。

万座温泉は群馬県吾妻郡嬬恋村にありますので、野菜に嬬恋キャベツが出ていました。

鰹のたたきや甘エビ。

中華風だったり、イタリアンな感じの前菜。

お蕎麦。

 

といった感じで、地元の食材を味わいつつ、和洋中いろいろ楽しめました。

 

もちろん

フルーツや小さなケーキなどデザートも楽しめました。

びっくりしたのはこれ。

往路の国鉄特急色風の185系も、1編成しかないのでラッキーと思って乗車しましたが、復路はこれまた1編成しかない湘南色の185系。

もちろん、鉄道ファンなので、このふたつの編成が来たらいいな、とは思っていましたが、まさか1往復で両方に乗れるとは!。

ちなみにどの列車に充当されるか、事前に時刻表に書いてあったりはしませんでした。

本当に、ただラッキーだっただけです。

復路は最後尾の車両に乗りました。

上野方2両は自由席だったので、それじゃ最後尾にするか、程度で決めました。

車内は特別仕様になっているわけではなく、他の「東海道線以外の185系」と同じです。

乗ってしまえば一緒とも言えます(苦笑)。

 

今から思えば。

(東海道線以外の185系なので)グリーン車は、最近では探して乗車するこちらのタイプだったんですよね。

まさか、こんなに乗る機会が減るとはこの時思ってもいなかったのでスルーしてしまいました。

 

草津号のヘッドマークには温泉が描かれていました。

その通り、温泉を楽しみ、食事を楽しみ、列車を楽しむという温泉地を走る列車を利用した典型のようないい旅行でした。

 

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