土曜はいつのまにか昼過ぎになって、いつも、あー勿体無い😩と思う。今日も何やかやで、高一の娘と買い物に、スーパーへ来たのが14時30分。そして、出たのは17時30分だった。
3時間もいたのか
!
今書いて気づいたよ。何で?!と振り返ったら、娘が保湿クリームを買いたいというので、先に同じ建物内のドラッグストアに行ったんだった。それから食品売り場。
ドラッグストアで、買い物は保湿剤だけのはず‥では済まない。ヘアケア用品やら私の美白系クリームとか、あれ無かったから買お
🩷、みたいに、次々と思いついた。あーだこーだ娘と話して、してると、黒スーツのお姉さんから「私これおすすめなんですー💖」と前の棚にあった保湿クリームの説明が始まって、何度もそうですかー考えますーって言っても離れていかない。抜け出せなくなった。
やっとこ支払いを済ませて、店を出ようとしたら、店の入り口付近にあった、新作パウダーに目が止まった。目の下のクマっぽいところが気になっている娘に声をかけて、お試し用のハイライトやコンシーラーを、実際塗ってみーとけしかけた。案の定、彼女はスマホのミラーで見たり写真取って、それを見ながら、ホンマやー
とうっとりしていた。
その時後ろから、
「‥いらっしゃいませー。本日は、まことにご来店ありがとうございますぅ。」
え?!声優さん?![]()
いつもは聞かない声だ。正確には、「アニメ声」。
聞き間違いかな、と思ったけれど、またすぐ始まった。
「いらっしゃいませー。本日は〇〇セールにおこしきいただき‥」
思わず振り向く。いない。
あの声の持ち主。
2人でさっさと歩いてく男性店員と、銀行員みたいな制服をきた女性👩だけだった。あとはお客。親子連れ、スーツ男性、ベビーカー。
あれー?と思ってあちこち見ていたら、また「いらっしゃいませー」と聞こえた。
なぬーこの人か!
みごとなアニメ声。
声から、夜は地下アイドルで昼間呼び込みバイトしてる20歳前後の女の子、みたいな雰囲気のコを想定して探していたが、現実は、40代銀行総合職のベテランみたいな雰囲気の人だった。
「店から呼ばれてきたんちゃう?」
「めっちゃ声優さんみたいやな」
私たちはクスクス笑いをこらえつつ、食品売り場ゾーンへ向かった。
「サーモンづくし、食べたいなー」
娘に乞われるがまま、私はさかなや刺身、さくを見に行った。すると、鮮魚コーナーの作業場入り口のドアが勢いよく開き、
「よろしくお願いいたしまーす」
と、鈴を転がすような声が飛び出した。
また?!
みたいな顔で娘と私は目が合った。
ドアが閉まって立っていたのは、またもごく普通のエプロンつけた店員さん。今度は、佇まいは4、50代ぐらいに感じる、いつもここで働いてそうな人だった。
アニメ声‥ 🤫
食品売り場は、品数が普段よりも多く、客もいっぱいで、何かの祝日かと思うぐらいの活気だ。
いい匂いがする。肉焼いてるにおい。
ふらふらとそっちへいくと、試食コーナーで肉を焼いていた。
「‥当店のオリジナルブランドの〇〇牛で‥」
ちょい高めの麒麟川島さんみたいなイケボ。
またか!?
またアニメ声‥ええ声の人やで!と娘に言おうとしたら、娘は試食トレイに並んだ、楊枝が刺さった肉片達を凝視していた。
「‥食べたいなぁ、アレ‥」
「うん‥」
小学生ぐらいの子が2人、トレイに並んだ肉に手を伸ばした瞬間、私は娘に合図して、さささーっと肉に近づき、パッと取って食べた。
滅茶苦茶美味しかった。
その後、試食したのと同じ種類の肉を買うか否か(高いしね)oそれで行ったり来たりし、会計にいったのが、17時すぎだったんだね。![]()