あーあ、やっちまった‥。
せっかく治りかけていたのに。
体の芯から、えづくような、腰の痛み。
今年初出勤。
だいぶ腰痛もマシになった。
なのに、ちょっとグッと手に力を入れて介助したら、また痛みが出てきてしまった。
年末とは別の、イヤーな、キーンとだるさの針金を腰から右脚に通されるような感じ。
神経、やっちゃったのかなー
。
年末年始は帰省を諦め、のんびり過ごすつもりが、朝から晩まで立ちっぱなしで何かを作っていた。
お正月は、ごろごろ、だらだらしたい!という思いと、兎に角何か作りたくてしょうがない、という欲求が、おせち&ツマミづくりをマラソンのように続けてしまう結果になった。
重いものを持って歩くとか、急にかがむとかしなければ、そんなに腰痛がひどくなかったことが、作り続ける時間をさらに長くしていった。
こんなに、作りたかったのね、私。
だから、年末は、疲れたけれど、手先というかからだ全体が充足したような感覚だった。
好きなことしてる時は、痛くない。
年末の診察で、医師が言っていた。
だから、痛いのは、それがイヤな時なんだ。
家でご飯作っていたかったのか?
動きたくない患者さんをこっちの都合で動かすのがイヤなのか?
その後もしくしく、キーンと出てくる変な痛み。
色々姿勢を変えても、腰を自分で押しても、コルセット巻いても、夜までだるーく残っていた。
次の日の朝、靴下履くのにいつも通り片足あげてしまった。が、痛くない。
でも右足のを履こうと上がると激痛。
でもなんで?
体重を右足にかけて、右で支えている時は痛くなかった。左で支える方が痛い。
姿見の鏡を見ながら、もしかして、何か傾いてる?と考え始めた。
ある姿勢で痛みが減る、別の姿勢で痛みが強くなる。でも頭の中で考えた通り、骨が配置されるわけではないし、筋肉も伸びない。
痛みがマシになってきたあたりで、左足で立って片足立ちすると、何故か、左へおっとっと、となってしまった。右足で立つと安定する。
何か普通、左脚弱かったら右に倒れそうな気がするが?
そう考えた瞬間、体の中の違和感に気づいた。
体の中心の感覚、ズレてる?
背骨の腰部分、腰椎は臍の後ろ奥、体の中心にある。臍触って見てみると、あれ?自分が奥に腰の骨あると思ってる位置と、違う。
思ってたより、左か。
そして、再度左脚で片足立ちが軽くできる、体の置きどこを探してみた。
まあまあぐらつかず立てるとこになったとき、ちょっとした違和感があった。
体が右に傾いている感じ。
でも鏡で見ると傾いていない。
うわー、ほな、元々は左に傾いているのを自分は真っ直ぐって思ってたんやわ。
その後、毎日やっているうちに軽く左脚に「乗れる」感覚になった。腰や脚のイヤーな痛みも、時々右腰がだるい程度までになった。
痛み止めを飲めば、効いている間難なく動けたのかもしれない。その間に傷が治れば良いわけで。
でも、今回の私の場合、痛みはサインだった。腰の負担をかける動き方を変えるために、体が教えてくれたもの。腰骨の置きどこを調整するのにも、必要だった。
からだのサインを、受け取れて良かった
。


