私は離婚調停で、離婚はしない、ただし財
産分与額によっては考えてもいいというス
タンスでした。
調停不成立後も、与太鹿から毎月13万円
の婚姻費用が振り込まれるので、離婚訴訟
も自分から起こすつもりはありませんでした。
ところが、与太鹿の父が亡くなり、与太鹿
が大学卒業後からずっと勤めていた会社を
退職し実家に帰ることを、尊敬するイナガ
ワ部長から聞いたことで、こちらから離婚
訴訟を起こすことにしました。
これは、与太鹿が相続や退職、引っ越しで
バタバタしている、与太鹿が東京から車で
3時間の距離にある実家に帰ったことで、
与太鹿と代理人が打ち合わせをしにくくな
った(与太鹿の実家はネット回線がない)
などの理由で、チャンスだと思ったからです。
更に他の裁判の傍聴で、三井裁判官の被告
側への偏見ぶりを見て、自分から訴訟を起
こして本当に良かったと思いました。