予選は晴れの天候の中、気温34℃、路面温度50℃、湿度37%で開始を迎えた



18分間のQ1ではピアストリがピットレーンでフェルスタッペンに危なく接触しそうになり、ピアストリにはアンセーフリリースが記録された


セッション後の審議の末チームに対し€10000の罰金が科された



Q1の終盤ではコラピントがレズモ2でグラベルに飛び出しなんとかクラッシュは免れたもののタイムは残せなかった



またマグヌッセンはTern9でミスをし縁石に乗りすぎてバランスを崩し、パラボリカではスナップが出てしまいコースオフした


このコースオフでの黄旗で影響を大きく受けた者も中にはいただろう



Q1では角田、ストロール、コラピント、ボッタス、周が敗退となった



そしてQ1終了後にはコース上に散乱したグラベルを片付ける作業が行われQ2開始が遅れた



15分間のQ2では最終アタックでアルピーヌがプリップラップをいれるという珍しいことをした



Q2ではアロンソ、リカルド、マグヌッセン、ガスリー、オコンが敗退となった



アロンソは自分自身では精一杯の走りと語るが0.01秒差でQ3進出を逃した結果になった



12分間のQ3ではスタート早々にサインツがピットロードに出てきた所でフェルスタッペンに追突されそうになりアンセーフリリースが記録されたがお咎めなしとなった



そしてファーストランを終えて上位はチーム順にマクラーレン、メルセデス、フェラーリ、レッドブルと続いた



最終アタックではペレスがレズモ2でミスをし砂煙を巻き上げ、フェルスタッペンにトゥを与えるも思う様なタイム更新には至らなかった



結果としてはノリスが2戦連続のポールポジションを獲得し2番手にはピアストリとハンガリー以来のマクラーレンフロントロー独占となった



またフェラーリはラッセルとハミルトンの間に割って入り、レッドブルはQ3で思ったほどのタイムを出せなかった


特にレッドブルは幾らレース向けにダウンフォースを増したにしろフェルスタッペンですらトップから0.6秒落ちはかなりまずい状況だ


セッション全体的にはマクラーレンが強さを見せ、今週にもコンストラクターズのチャンピオンが入れ替わる可能性が高まった


レッドブルからすれば自分達じゃなくても明日は誰かにマクラーレンを食ってもらいたいと思っているだろう


決勝は今までのモンツァとは違った未知数のモンツァであり、タイヤがどの位持つのか、デグラデーションはどうなのか楽しみだ