予選からはフェルスタッペンは規定数以上のICEを投入した為10グリッド降格ペナルティ(P1→11)


角田は規定数以上のすべての新規PUコンポーネントを投入し60グリッド降格ペナルティ(P18→20)


周は予選セッション中にフェルスタッペンの走行を妨害したとして3グリッド降格ペナルティ(P20→19)

が各ドライバーに科された


44周の決勝レース、スタートではポールスタートのルクレールがクリーンにスタートしペレスは蹴り出しが悪くハミルトンに抜かされ3番手に後退した


そしてTern1の立ち上がりでノリスが片輪をグラベルに落としトラクションが上手くかからずポジションを大きく落とした


1周目にフェルスタッペンは早くもTern18でアルボンを抜き8番手に浮上した


3周目にはケメルストレートでハミルトンがルクレールを交わしトップに浮上した


4周目に周はパワーダウンを訴えスローダウンしその後一時は復活するも7周目にピットに入りリタイアした


ピアストリはラッセルにアンダーカットされるも13周目にすぐさまポジションを取り返し、14周目にはケメルストレートでペレスを交わした


31周目にはピアストリがピットインしその際にピットボックスをオーバーシュートし危うくフロントジャッキマンが飛ばされるところだった


36周目にはピアストリがルクレールをオーバーテイクし3位、表彰台圏内に浮上した


38周目にはラッセルとハミルトンの差が2.1秒と縮まり始め41周目にはDRS圏内まで近づいた


そして最終ラップにはピアストリもメルセデス勢の争いに追いつくもそのままフィニッシュしラッセルが勝利を納めたかに思た


レース後ラッセルの車は最低重量に1.5kg足らずレギュレーション違反となり失格となった


その為フィニッシュ順位が一つづつ繰り上がりハミルトンが勝利を手にし、2位にはピアストリ、3位にはルクレールが入った


最後まで僅差の戦いをしていたルクレール、フェルスタッペン、ノリスは結局誰1人相手を抜けずにそのままの順位でフィニッシュした


全体的にはスタート前の予想ではデグラデーションが酷く、マネージメントレースになることが予想されていたが蓋を開けてみれば路面温度が高いことからラバーが乗りやすく、多くの熱いバトルが見れた


しかし長いケメルストレートを以てしても抜く事は容易ではあらずオーバーテイクシーン自体は終盤に行くにつれて少なかったように感じた