「FP1」
ハースはFP1、ニコ・ヒュルケンベルグに代わりオリバー・ベアマンが出走した
1回目の60分間のフリー走行では壁のないモナコと称されるだけありトラフィックが多く発生した
ザウバーの周は今週アップデートしたエンジンカウルのルーバーに穴が空くというトラブルがいきなり発生した
アルボンがTern11〜12にかけてのストレート上に破損したサイドフェンスを落としていった為、VSCが導入された
セッション全体ではフェラーリが久々に良いタイムを残し、またザウバーの周も好タイムを残した
まだまだトラックエボリューションの変化はあり、予選に向けてはトラフィックにも注意が必要と思わせるセッションだった
「FP2」
2回目の60分間フリー走行ではFP1で調子の良かったドライバーがTern4で立て続けにスピンをした
まずは開始15分過ぎにルクレールがTern4立ち上がりの縁石に乗りすぎスピン、そしてガードレールと接触しマシンから降り赤旗が提示された
15分と長い中断の後にセッションは再開され、再開直後に周がTern4で同様にスピンし危うくペレスに接触しそうになった
終盤には中断が長くなった影響もありトラフィックが大量発生し、長くピットで作業をしていた角田などはタイムを残せなかった
また角田は序盤にピットストップ信号に車載カメラが衝突する場面があった
セッション全体的にはFP1よりレッドブルがしっかりまとめてきた感覚があり、他の全体的な流れはあまり変化はなかった
「FP3」
3回目の60分間のフリー走行では路面温度が明日とは10℃程違う予想の為下手にセッティングをいじる必要がない為各車消極的な走りとなった
そんな中終盤にはハミルトンがTern9で単独スピンを喫しSector2には黄旗が振られた
また周にはピットからギヤを変えるなと無線が飛び、ハイドロ系の問題の可能性が考えられる
セッションを通してはマクラーレンがSector2で速さがあり、また路面温度が低いことによりウィリアムズ、メルセデスなどは速さがあった
またTern1では多くの車がロックアップしたり全体的にライドハイトをギリギリまで下げている印象だった