「FP1」
FP1ではレッドブルはペレスに代わりハジャール、ウィリアムズはサージェントに代わりコラピント、ハースはマグヌッセンに代わりベアマン、アルピーヌはガスリーに代わりドゥーハンがFP1をドライブした
60分間の1回目のフリー走行では角田が開始早々にTern7でコントロールを失いコースオフし、グラベルから出られずそのまま赤旗が提示されセッションは中断された
その後残り44分からセッションは再開され各車が続々とタイムを更新した
セッション終盤にはピアストリが燃料タンクのトラブルでSector 3でスローダウン、その後ピットロード入り口で停車した
その影響でピットロードはクローズとなりピアストリのマシンはマーシャルによって押されてピットまで戻り、最後はクルーに押されガレージに帰還した
終了間際にはストレートでスロー走行していたバジャールに危うくノリスが追突しそうになった
またセッション後の調査の結果ハジャールに対し警告、レッドブルチームには€20.000の罰金が科された
そしてストロールがルクレールの走行を妨害したとしてセッション終了後、ストロールに対し警告、そしてアストンマーティンに対し€15.000の罰金が科された
セッションを通しては4人の新人ドライバーが走行を実施する中、フェラーリは他の上位勢と比べると少し見劣りする速さだった
「FP2」
金曜日2回目60分間のフリー走行では特に途中中断されることもなくセッションは進んだ
セッション終了間際の残り5分に差し掛かるあたりからサーキット全体に雨が降り出し各車ピットに戻る中サインツのみ走行を続けた
そして最後には数台の車がインターを履きスタート練習に出向いた
FP1に続いてノリスがトップタイムを残しマクラーレンの車の良さは継続されている印象であり、レッドブルも良さそうだった
一方のフェラーリ、特にルクレールは高速コーナーでは苦しんでいそうでアストンマーティンはロングランがあまり良くない印象だった
またトラックエボリューションの効果は予選シュミレーションでは大きく、明日に向けて雨がまた降る予報であり予選もトラックエボリューションを考えながらの走行が必要そうだ
「FP3」
土曜日唯一のフリー走行60分間では気温が低くくなかなかタイヤが温まらないインターコンディションの中各車走行を重ねた
しかし開始早々にはガスリーがTern16のブレーキング中にコントロールを失いコースオフ、そしてグラベルにスタックし赤旗を提示させた
また赤旗中にリカルドはピットレーンでウェービングを行い、セッション後に叱責の処分が下された
全体的には実際のドライパフォーマンスはわからないもののイギリス人がトップ3と母国で躍動する姿を見せた