ザウバーは、書面によるFIA技術代表の承認を得て、周冠宇のセットアップを変更した

したがって、周はピットレーンスタートとなった


71周の決勝レースではスタートをフェルスタッペンが上手くきめた


その後方ではルクレールとピアストリがTern1で接触をしルクレールはフロントウィングにダメージを負いピットで交換する羽目となりポジションを大きく落とした


またピアストリはTern4でペレスと再び接触しペレスはサイドポッドに大きなダメージを負った


21周目にはTern3で周にアロンソが後ろから追突し周はコース外に押し出された

この件でアロンソに10秒のタイムペナルティが科された


そして26周目にはハミルトンにピットイン時に白線を超えてピットインしたとして5秒ペナルティが科された

また46周目にはアルボンも同様の件で5秒ペナルティを受けた


32周目にはペレスに対しピットレーンでのスピード違反で5秒のタイムペナルティが科された


41周目にはアルピーヌのチームメイトバトルがようやく決着がつき、ガスリーがTern3でオーバーテイクを決めた


43周目にはオコンがTern9でリアのエアロパーツを落としこのサーキットの厳しさが見えた


48周目にはハミルトンをピアストリがTern3オーバーテイクした


51周目にフェルスタッペン、ノリスはピットインしフェルスタッペンは左リアの装着に手こずりタイムロスした


その影響でノリスとの差が縮まりフェルスタッペンはタイヤをロックさせるなど焦りが見えた


その後はDRS圏内での激しいバトルをフェルスタッペン、ノリスが見せ59周目には一度ノリスがオーバーテイクするもコース外の追い越しでポジションを戻した


そして64周目にノリスがTern3の侵入でアウトから被せようとするも接触し両者のタイヤがパンクした

この接触でフェルスタッペンには10秒のタイムペナルティが科された


その後フェルスタッペンはピットでタイヤ交換をするも、ノリスはリタイアした


そしてその隙にラッセルがトップに立ちラッセルは通算2勝目の勝利を手にした


2位には4度目の表彰台のピアストリがトップと2秒差でチェッカーを受け、3位にはサインツが入った


またハースの2台がピット戦略で上手くポジションを上げ入賞するなど波乱のレースとなった


レースを振り返ると前半はクリーンなDRSを使用したオーバーテイクが多く見られ、後半にはフェルスタッペン対ノリスの21年を彷彿とさせるような激しいバトルがあった

またレッドブルチームのチームとしての力の綻びが現れたシーンもあった