予選セッション終了後、ハースのマグヌッセン、ヒュルケンベルグの2台に対し2024年F1技術規則第3.10.10h条の不遵守(ウイングエレメントの最上部の調整可能なエレメントのLHSとRHSの最外側領域は、両車とも最大許容範囲の85mmを超えていた)ため予選結果から失格となった


よってハースの2台は決勝レースを最後尾からのスタートとなる


78周の決勝レースではスタートをルクレールが上手く決めピアストリをTern1では押さえ切った


しかしサインツはTern1でピアストリと接触し、サインツは左フロントをパンクさせ、ピアストリもサイドポッドとフロアを壊した


その後方ではTern1の立ち上がりでマグヌッセンがペレスの後方にノーズを突っ込み壁と接触しクラッシュ、そしてペレスの車が横を抜けようとしたヒュルケンベルグと接触し3台ともリタイアとなった


またTern8ではガスリーとオコンのチームメイト同士の接触が起きオコンは車が空中に浮いた

そしてオコンは10秒ペナルティが科されるもリタイアしていた為、次戦5グリッド降格ペナルティとなる


その直後赤旗が提示されサインツは救われた形となった


リスタートでもルクレールは上手く決めそこから75周をハードタイヤで走破しそのままポールトゥーウィンを決めた

またルクレールは母国で初勝利となりモナコ人ドライバーのモナコGP勝利はF1世界選手権になってからは初の出来事だ


2位には2番手スタートのピアストリ、3位にはサインツとフェラーリはW表彰台となった

特にサインツは上手くラッセルとのギャップをコントロールしノリスにフリーピットを許さないように終始ギャップマネジメントしていた


角田は8位フィニッシュの4ポイント獲得としっかりマネージメントレースをこなした


トップ10は全く順位の変わらないレースとなりガスリー、アルボンは今シーズン初ポイント獲得となった


今回のモナコGPは最初の赤旗の影響で殆どがマネジメントレースとなったがモナコらしい抜くに抜けないレース展開となった


またポイントランキングもフェラーリ、ルクレールがレッドブル、フェルスタッペンに対し迫りつつありまだまだ今シーズンの行方はわからない