エミリアロマーニャGPは昨年もF1カレンダーに記載されていたが大規模豪雨、洪水被害により中止された為2年ぶりの開催となる


イモラ・サーキットのコースは全長4,909mの反時計回りのコースで、内約71%がストレートであり、右8、左11という計19のコーナーから構成されているレイアウトである

ただし各ストレートの長さは短いため、冷却に使える時間が少なくオーバーヒートに対しては細心の注意が求められる


また平均速度は200km/hと、2021年のF1カレンダーの中ではシルバーストーン、鈴鹿に次いで3番目に高い

ラップタイムの約73%はエンジン全開で、路面グリップが高くコーナー出口が直線的であるため、コーナー脱出の加速度により平均G1.5Gとシーズンを通してトップレベルだ


しかしオーバーテイク率は低く予選の重要性が高く、またセットアップに対してもバンピーな縁石に対応するべくある程度の妥協は必要となり見極めが難しいコースである