「第1戦バーレーンGPを総括」
今シーズン最初のレースということでセーフティーカーや赤旗が何回かは提示されるかと思いきや各車しっかりと車を持ってきて初の初戦全車完走レースとなった
しかし内容は昨シーズンから変わらずのフェルスタッペン一強のレースとなった
残念だったのはレッドブル以外のチームには少なからず問題が発生しておりリタイヤまでもいかないまでも信頼性のトラブルを払拭できなければレッドブルに並ぶことは不可能であろう
中でもメルセデスPU勢に起こっていたトラブルは心配される
そしては今シーズンから変わったDRSのルール変更、レーススタート後2周目からオープンと変更されたがその結果レース序盤から終盤まで至る所で接戦の展開となった
しかし昨年よりオーバーテイクするのには難しそうな状態でありDRSトレインになることも多々あった
まだシーズン最初のレースと捉えるか、大切な1戦目と捉えるかは一人一人違うであろうが今年もレッドブルの強さは多く見られることになりそうと感じた
「Red Bull」
レッドブルは去年とは全く異なるコンセプトの車であったが予選ではフェラーリと同等位のパフォーマンスであったがレースペースは他のチームを圧倒していた
特にフェルスタッペンはスタートで抜け出すとその後も独走状態となりペレスも順調に順位を上げ2位と最高の成績を収めた
「Mercedes」
メルセデスはハミルトンとラッセルで異なるセッティングで臨んだがハミルトンの方は予選、決勝共にペースがなかった
ラッセルは予選3番手と好調だったがレースではエンジンにトラブルを抱え順位を落とした
ハミルトンも同様にエンジンやソックの問題を抱えており心配される
メルセデスはフリー走行ではかなり車高を下げ攻めていたが予選ではセッティング変更をしていたのでダウンホース量に不安があったのではないだろうか
「Ferrari」
フェラーリは予選ではいいパフォーマンスを発揮して2番手のルクレールが序盤から中盤にかけてブレーキの問題を抱え至る所でブレーキをロックさせていた
しかし終盤にはその問題も解決されしっかり車を持ち帰り4位となった
一方のサインツは対象的に決勝ではペースが良くチームメイトと争う場面もあったが3位獲得となった
また前を走るペレスに迫る走りを終盤には見せオフセットの違いで追いつくことは叶わずもいいレースだった
「McLaren」
マクラーレンは去年とはさほど変わらない車を持ち込んできた
予選、決勝では2台ともいいレースを見せていたがトラック上では4番手チームに留まる状態であった
今後はアップデートを入れてくるであろうことからその進化次第ではレッドブルに並ぶチームになるかもしれない
「Aston Martin」
アストンマーティンはアロンソが予選ではQ3で流石の一発で出すタイムで6番手を獲得した
一方ストロールはQ2敗退と予選では課題の残る仕上がりの車なのかもしれない
しかしレースではストロールがスタートをうまく決めるもののヒュルケンベルグから追突されスピンを喫し後退する
しかしレースペースは良くポイント圏内まで戻ってきた
アロンソはペースが上がらなく多くの車に抜かれあとほんの少しペース足りない車の状態であった
続く
Part2
