お天道様も勝手なんだから | 勝手なレビュー野郎!!

お天道様も勝手なんだから

都内は急に暖かくなり、見事なまでに花粉にやられました。くしゃみが出るたびに

『噂をされているのだな、全く人気者は困るね』

なんていう今時の子供は絶対に言わないような事を思いながら

何発も何発もくしゃみをしました。そして今もくしゃみをしたところです。

まったく、人気者どころか誰もこのブログ読んでないんですけどね。

と、開設3日目にして早くもこんな調子。



さて、暗くなったところで自分を元気にさせるような漫画を紹介します。



長い心の文

(マンガだとか漫画だとか、統一感のない昨日からの書き方に苛立ちが・・

まぁ、どちらでもいいんだが、このマンガがすごいとかはカタカナ・・う~

いってみればそれほどに今は‘画’を重視した世界ではないのかもしれなくて

マンガとカタカナで表記するような、広く扱われやすいソフトなものが重視されるのかも

・・・・・・とかいう話は長くなるのでやめておこう。とりあえずマンガでいいや・・・)



最近はギャグマンガが何かと充実している気もするのですが

その中でも僕がオススメしたいマンガはこちらです。

いぬまるだしっ 1 (ジャンプコミックス)/大石 浩二
¥420
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いつもフリチンの幼稚園児いぬまるくんの暴走ギャグ漫画。

とか書くと、かの有名なクレヨンしんちゃんのような世界観が浮かびますが

それともまた違った方向性でまるで幼稚園児とは思えない行動を見せてくれます。

今旬のネタだけではなく、なんとも懐かしいというか忘れ去られたよなワイドショーネタ、

さまざまな方向性から繰り出されるいぬまるワールドは本当に面白い作品です。

なんでフルチンなのかもさっぱりわからない、でもかわいいから全然OK。

ただ、ネタにするところがギリギリなところが多くて、面白いんだけれど不安です。

何がって、連載が継続できるのかという不安ですよ。大丈夫なのかと。

そういう意味では幕張とか泣くうぐいすを描いた彼の本当なのかわからない

連載終了という突然な終わり方が待っているのではないかと・・。

喧嘩商売 1 (1) (ヤングマガジンコミックス)/木多 康昭
¥560
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そんな幕張とか描いてた彼が完全復活を今はこんな形にて。
読んでないので内容がわかりませんが、ギャグではないんですよね?
気になってはいたのですが、まだ未読。どうしよう、ギャグだったりして。

そういえばギャグマンガとして有名だった稲中ですが、

それを描いていた彼は本当に作品がというか世界観が変わってしまい

今ではギャグではなく黒い闇の、そして人間の深いところをえぐるような作品をだしていますね。

シガテラとかヒミズだけで僕はまだ止めています。いいかげん見るのが嫌になった。

でも彼にとっては稲中のような、青春の世界と妄想が混じって出来上がった僕らの中にある

その欲望とか思い出の塊がギャグでもあり、人間の中にある黒くて狂気的な部分である欲求なども

またギャグとして元からとらえていたのではないのかなとも思います。

だから作品が変わったとというか、もともとの彼なだけかもしれません。

どこの部分を描いたか、どの角度から見たかというだけの変化なのかも。

人間って怖くて本当におもしろい生き物なんですよね。

行け!稲中卓球部 (1) (ヤンマガKCスペシャル (432))/古谷 実
¥509
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シガテラ (1) (ヤンマガKC (1193))/古谷 実

¥560

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最新作品は興味があっても手を出さない。

まぁそんなわけでとりあえずはいぬまるだしをおすすめということで。

休載しないようにみなさんあたたかい気持ちでよろしくお願いします。

聖☆おにいさん 1 (モーニングKC)/中村 光
¥580
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まぁ、ブッダとイエスをギャグにしたマンガが許される日本なんだから大丈夫?