明け方にも勝手に | 勝手なレビュー野郎!!

明け方にも勝手に

眠らなくてはならない、と思ったときに風呂に入ってしまい、眠れない僕がここにいます。

ゲームも漫画も気分じゃなければ、映画を見る体力はないし、小説なんか無理なので

とりあえずネットをだらだらしてればよいかと思ってまた机に向かっているところです。


さて、さすがに気まぐれとはいえど前回の記事からの数時間内で

予告が変わるというのはさすがにありえないので・・・とりあえず漫画話をしようかと。

昔、CDのレビューなんかを読んだりしてわくわくしていた自分がふと

「マンガのレビュー雑誌なんてどう?」

という発言をした時に、それはありえないと見事に否定されたわけでしたが

最近では時代もかわったのか単なるレビューブームというのか

自分で考えることをやめてしまったというのか、流れに乗りっぱなしというのか・・・

『この~がすごい!』とかいう感じのものが出まくっていますね。



このマンガがすごい! 2009  このライトノベルがすごい! 2009

ライトノベルまで・・・ミステリーのものまでもある・・
でもこの雑誌たちの効果は実際はかなり凄まじい様子。

あの頃、自分が発言したような形のものを目の前にして

手にとってしまいながめては見たものの、結論としては

こんなものはいらなかった、と思ってしまったのでした。

マンガにはあってはいけないものだと、昔の自分に説教したいです。


確かに選ばれている作品の数々は面白いものとはなっていますが

僕としては、マンガにたいしてのランキングであったりジャンル分けだったり

性別分けまでもされてしまうこの思考はよくないのかなと思ったりします。

2008年の作品、2009年の作品、そして2010年と今後続いていくだろうこれは

ひとつの作品にたいして時間を植えつけてしまうような気がします。

時間をもつことは悪いことではありません。でも、それとは違った植え付けなのです。

高校生が話しているのを聞きました

『○○とか今更読んでんの?だっせ~。△△だろ今は~』

果たしてマンガに今更とか、ださいとか、今はとかあったのでしょうか。

○○に入るのは、2008年でこの雑誌に選ばれていたものであり

△△に入るのは、2009年でこの雑誌に選ばれているものなのです。

この1年だけで、そんなことってあるのでしょうか。

単行本一冊が出来上がるのに1年かかるものもあります。

2008年に選ばれたものだってまだ続いていて、新しいものがでるのもあるでしょう。

それが古いってどういうことなのでしょうかと。


常に新しいものを見つけ、誰よりも先に面白いものを見つけ

そして誰かに伝えて自慢げに語り合うというのは確かに心が躍ることかもしれません。

でもそれは違う。新しいものが常に良いもののはずもないし、差を生んではいけないのです。

また、そこで何かランキングに負い目を感じるのも間違いです。

自分が楽しければいい、それが全てなのだから。だから常に人は勝手であるべきだと。

ほら、数年前に自分が言った発言を今になって完全否定している勝手な人がここに・・・



とまぁ散々書いてみたものの、僕はこの雑誌は嫌いではありません。

もともと、こういったものがあったらいいなとは思っていたわけですので。

ただそのランキング形式とか、そういったものとか細かいところとかに

なんだか疑問を感じてしまっただけで、あとは高校生の発言とかなんですが

これもまた受けての側が問題なだけで、結局はこうした僕の文みたいなものと同じで

誰がどうとらえるかが重要で、発信側にも責任はあるとはいいますが微量だと思います。

だいたい、こんなマンガのことばっか考えている雑誌をつくっている人たちが

マンガのことばかにして作っているわけもないんですから、むしろものすごい愛ですよね。

むしろ、僕がその高校生の発言にむっとしたり、マンガをもっと大事にしろと思ったという

その感情を生ませたということでは、この雑誌の策略としてすばらしかったのかもしれません。



まぁあんまり人の意見につからないで

絵とちょっとしたストーリーをながめてみて気に入ったら買うのが良いですよマンガは。

生理的に受け付けないってあるでしょう、悲しいことながら。あれ、なんなんですかね。

まだ一度も言われたことないですけど、一生言われたくない言葉な気もします。




ということで、ランキング形式は僕のブログはありませんが

これからは自分の面白いと思ったマンガを適当に紹介していきます。

でも昔読んだのとか忘れているからたぶん最近買ったものからという感じで適当に。

ちなみにこのマンガがすごい2009の表紙のおっさんの絵は下のマンガ。

また次の機会に紹介したいが、いつまでも夢を追いかけているあなたに、

そしてニートとかでもないけれど、あまりにも空っぽなあなたに読んでもらいたい。

ただのだめなおっさんマンガではない、シュールで熱い人生マンガ。

個人的に2巻のカバー絵が好き。

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