妻の家族はセレブだったから

幼い頃から高級レストランに行って

美味しいものをたくさん食べて妻は育った。

 

そんな本物の舌をもつグルメ女子を妻に持つと

普通家族の主夫はそりゃー大変です。

 

妻は食に対する欲望が大きい。

 

一品料理では足りず、

2か3品欲しがる。

 

 

 

僕は普通家族出身なので

毎日鍋でもいいし

お坊さんが食べるような

質素で優しい料理が大好きですが

 

妻はバターギトギトの

強い味が好みなので、

そこもたまに意識して料理しています。

 

 

妻の好みの濃い味の時もあれば

僕の好みの薄い味の時もあります。

 

 

どうしても男飯になってしまうのは

勘弁してもらいたいが、

 

妻や義母に毎回文句言われながらも

主夫なりに頑張っている方だと

自画自賛してなんとか毎日を乗り切っています。

 

 

1 メイン(魚か肉料理)

2 サラダ系

3 スープ系

4 ごはん

 

大体この設計図。

 

 

過去に3年くらいビーガンになって

肉も魚も食べない時もありましたが

今はなんでも食べています。

 

添加物と産地は十分気をつけています。

 

1〜3時間かけて毎日料理をしています。

 

献立は、冷蔵庫にある材料をもとに

クックパッドやネットでレシピを調べています。

 

次の日が休みの金曜日の夜、土曜日の夜は

外食することが多く、

僕たちがよく行くのは、

スシローと行きつけのラーメン屋さんです。

 

日本食が大好きで

永遠に食べていられます。

 

 

セレブは衣食住にお金をかけ、

毎回おいしい料理を食べるからこそ、

味の濃い食の欲のカルマに

ハマってしまいます。

 

でも食欲という人間の根本欲求は

止められません。

 

日本料理やフランス料理を見たら

わかるように

食はすでに芸術の領域に達しています。

 

フランスに行ったとき

街中で食べる安いパンでもとても美味しくて

コンビニのサンドイッチでもとってもおいしかったので

フランスの食の水準の高さと素晴らしさに

深く感動したのを今でもよく覚えています。

それほど衝撃を受けました。

 

妻に出会ってから

僕もたくさんおいしいものを頂いたので、

本物の舌になり、料理も1周しました。

 

そして辿り着いたのが

薄い料理75% : 濃い料理25%

の割合で、これが1番優雅です。

 

 

「しょっぱい」

「味が薄い」

「彩りがない」

「がんばって仕事から帰ってきたのになにこれ?」

妻に毎回好き放題いわれるが

 

最後に

「ありがとう。おいしかった」

と言ってくれるので、

その言葉をなんとか頼みの綱にしている。

 

そんな本物の舌を持つ妻の食欲を

満足させられてはいないが、

 

僕なりに精一杯やってるので、

妻もそれ以上は言えず

お互い歩み寄りながら生活をしています。

 

 

そして僕は

「今までの妻のグルメの世界になかった

新しい料理の世界を見せてあげている」

と思うことで、

自分を正当化してもいます

 

そういう意味で言うと、

味の濃い妻の料理の世界と

味の薄い僕の料理の世界と

両方を味わえている子供が1番幸せ

だと言うことになります。

 

僕が料理をしているからか、

子供もおままごとで料理を遊ぶのが好きだし、

台所にやってきて

「僕もやりたい」と

見よう見まねでよく参加してきます。

 

 

今回はそんな主夫の料理に関するお話でした。

 

主婦のみなさま

今日も料理お疲れ様です。

 

ステキな食卓を^_^