「立ち仕事に最適な靴って?」
選手においてもオフコートではランニングシューズになっていることが多い傾向があります。ランニングブームとも言われる中で、とてもデザインにも優れ、驚くほど軽量なランニングシューズが販売されています。
もちろん、ウォーキングやランニングの機能面においても素晴らしいです。
さて、ショップスタッフとしては、立ち仕事に最適なシューズとは何かと考えることがあります。世の中に長時間立つ時が強いられる状況や仕事は多いものです。
一方で、立ち仕事に対してフォーカスしたシューズと言うものはほとんど存在せず、大抵は軽量と機動性というものをウリにすることが多いです。
確かに歩いたり、走ったりすることは大切なものの、立っている時間というのも意外と長いこともあります。
通勤での満員電車、仕事での立っている時間、等々
仮に立っている時に不安定であれば、疲労に繋がって当然とも言えます。
ランニングシューズというのは一般的に前方への動きに特化したモデルが多く、横への動きや長時間立ち続けることに対して十分では無いこともあります。もちろんテニスにおいてもランニングシューズが最適では無いからこそテニスシューズが存在し、どのスポーツにおいても競技に対して最適な形状や性能を研究して開発されています。
少し脱線しましたが、それではスポーツとは離れた視点で、比較的立つことに対して向いているスニーカーは何かと考えると、テニスシューズやバスケットシューズ等の全方向に対しての動きが想定されていて、安定感と適度な重量とサポート能力、クッション性があるものでは無いかと考えます。
安定感には、サポート力や適度な重量等が必要とも言われることが多く、実際、裸足で立ち続けるとかなりの疲労感が感じられます。
メーカーやモデル等で個性があるだけに全てのテニスシューズが適しているとは言えませんし、通気性や好みもあるだけに必ず立ち仕事に最適とは断言できませんが、比較的向いている要素が多いとも言えます。
スポーツメーカーだけでなく、様々なブランドでも機能性を研究していることが多いので、日常生活でおいてもシューズやインソール等を工夫してみることはオススメします。
ちなみに白一色という規則はあるものの、看護師の中には、テニスシューズでオリジナルのインソールを使っているとの話も聞きます。過酷な現場であるからこそ、少しでも良いパフォーマンスを求めるのはプロフェッショナルとも言えますね。
日常生活や他分野においての役に立つ性能や技術、知識が共有化されて、結果的にテニスシューズも広い分野で活用されれば良いですね♪
*上記はあくまで、普段履き専用にテニスシューズを使用する意味合いで、プレーするときと兼用という意味ではありません。
