今日の菊池も見事だった。

前回の投球時に膝辺りにボールを受け、その後の状況が心配されたが、全く問題ないようだ。

立ち上がりこそ、やや不安定な投球が続いたが、7回を投げ3安打6奪三振無失点。

これで今季菊池は、12回の先発の内、何と9回もクオリティスタートを達成したことになる。

彼のピッチングを見ていて感じるのは小気味のよさ。躍動するフォームから投げこまれるストレートは優に155キロを超えるし、スライダーの曲がりも鋭い。コースさえ間違わなければ、まず打たれることはないだろう。

ベンチでの振る舞いも、大胆になってきた。味方が打つと、大きくガッツポーズ。時に大声も出している。

3年目にして、ようやくMLBの野球に、そしてチームに順応してきた証だろう。

今後の活躍から益々、目が離せなくなってきた。

 

そして、どうしても触れたいニュースが一つ。

トミージョン手術から復帰を目指すヤンキースのセベリーノが、リハビリ登板で右足付け根を負傷したというのだ。

これで、セベリーノの復帰が大幅に遅れることは必至。

キャッシュマンさん!

だから、言わんこっちゃない。

マー君を引き留めないから、こういうことになるんですよ。

現在、ヤンキースは首位レイズと7.5ゲーム差の4位。

コール以外に確実に計算できる先発投手が不在で低迷が続いている。

今後、トレードでいかにチームを補強していくのか、こちらも注目である。