久しぶりの更新です。何かタイミング、逸してしまって・・・。

で、今日は大谷選手がMVPをめでたく受賞したということで、パソコンに向かっています。

日本人メジャーリーガーとしては、イチロー選手以来20年ぶり。

しかも、満票で。

めでたいことです。同じ日本人としてこんなに誇らしいことはない。

ただ、最近の大谷選手に関するメディアの報じ方については、違和感しかありません。

先日の記者会見は、本当に酷かった。

質問した記者のうち、一体何人が彼が出場した試合をきちんと見ていたのだろうか。おそらく、大半はその結果をNHKのワースポで見た程度だろう。いや、もしかするとニュースやワイドショーで流されるホームランの瞬間の映像しか見ていないかもしれない。

じゃないと、あんな皮相的な問いかけにいきつくわけがない。

日本中が注目する記者会見なのだから、もう少し勉強してきてほしかった。

「新庄監督就任について、どう思うか?」

「侍ジャパンの監督に栗山氏が選ばれたら、侍ジャパンに参加するか?」

もちろん、大谷選手はそれらの質問に丁寧に答えてはいたが、内心はそんなことには興味がないに違いない。

世界一の選手になる!これが彼の夢。そして、彼はその夢の実現の途上にいる。

MVP獲得の瞬間、表情を崩さなかったところをみればわかるように(ハーパーが大喜びしている姿とは対照的だった)、彼が描くゴールはもっともっと先にあるのだ。

その辺りをしっかり理解した上で、メディアの人達には報道をしてほしい。

 

そんな中、今日僕の心を揺さぶったのは通訳水原一平氏のインスタグラム。

MVP獲得にあたって、大谷選手の写真と共に、こんなコメントが記されていた。

「Let's go get that ring next!」

次はリングを取りに行こう!

野球はチームスポーツ。どんなにいいピッチングをしても、規格外のホームランを打っても、それが勝利に結びつかなければ、その価値は半減してしまう。世界一の選手になるためには、チームを勝利に導くことが必須条件なのだ。

水谷通訳の心意気に心底感動した次第。

 

MLBフリークからすれば、来年こそ大谷選手がワールドシリーズで活躍する姿を見たい。僕的にはその相手がダルビッシュ率いるパドレスだったりしたら、最高なんだけど・・・。