レイズが、筒香を40人枠から外す手続きを取った。事実上の戦力外通告である。
開幕からこれまでの成績をみれば、致し方ない。
打率もさることながら、長打力を見込んでの契約にもかかわらず、ここまで放った本塁打が0となれば、球団の判断は正当と言えるだろう。
これで今後、NPB出身の野手に対する評価が厳しくなることは間違いない。
最近では、広島鈴木誠也がMLBを目指しているなんて報道を見聞きするが、万一契約に至っても条件は低く抑えられることになるだろう。
今回の一件を通じて、嘗ての松井秀喜、イチロー、そして現在の大谷翔平がいかに優れた逸材であるかを改めて実感した。
NPBの一流選手では、MLBに来ても通用しない。
超一流選手でなければ、活躍は望めないのだ。
打率でいえば、3割5分以上、本塁打であれば50本がひとつの目安になるかもしれない。
残念ながら、それが現実。
NPBとMLBでは、それほどレベルに開きがあるのだ。
最後に筒香選手の挑戦に心から拍手を送りたい。
お疲れ様でした。