オリックスは来年4月25日の西武戦を、「誇り高き名将 西本幸雄メモリアルゲーム」と称して開催すると発表した。
実は僕、子供の頃は筋金入りの阪急ブレーブスファン。西宮球場の近くに住んでいたこともあって、子供の会に入会し、球場には足繁く通っていた。
上田監督就任後はV3を達成するなど黄金期を迎えたが、西本監督時代はとにかく巨人に勝てなかった。
子どもながらに、1971年の日本シリーズ第三戦、王選手が山田久志投手から打ったサヨナラホームランの瞬間は強烈なショックを受け、あまりの悔しさから涙が止まらなかったことを今でも鮮明に覚えている。
一方で西本監督になって以来、チームが強くなったことは確かで、福本、加藤、山田といった生え抜きのスター選手達も、この名将の存在なくしては誕生しなかったに違いない。
今回、このイベント開催の報を耳にし、何とも懐かしく、YouTubeで当時の映像を見まくっている次第だ。
最近ではNPBの試合を見る機会はめっきり減ったが、現在のオリックスには吉田、山岡、山本といった日本代表に選ばれるほどの逸材が育ってきている。このイベントをきっかけに、嘗ての常勝球団の復活を願わずにはいられない。