太極拳では、
動作ひとつひとつに名前がついていて、
それぞれの動作を分けて考えることが出来ます。
例えば、
簡化24式という演目では、
24個の動作が連なって出来ています。
一連の動きの中で、
その1つの動作が終わる度に気を静めるということを意識します。
気が浮いていないか、きちんと入地三尺ができているか
ということにつながります。
これは常に体に気が通っている状態にすることと同じだと感じています。
最近、ストレッチを始めたのですが、
ただ何も考えずにやるのと、
呼吸と気の流れを意識しながらやるのでは、
効果が全然ちがうということに気がつきました。
気が通ることによって、
体が発揮できる能力は格段に上がるのだなと思います。
気が通りやすくなるためには、
体に余計な力が入っていてはスムーズに流れません。
深呼吸により、体の余計な力が抜けるという効果もあるのだと思います。
ヨガもあるポーズをとって呼吸などを意識し整える。
こういう点では共通の要素があるのかなーと思ったりもします。
ただ、ヨガについては、詳しくないのでもっと深いものかもしれませんが。。
太極拳では、これを動きながらやるのです。
皆がそれを意識してやっているわけではないけど、
自分を整えるツールとしていろんな意識の仕方がある。
私の場合は、こういったエネルギーや気を意識しながら太極拳に取り組んでいます。
もちろん、体のストレッチや軽い運動と捉えてやっている人もいますし、
人に見せる、如何にきれい舞うかということを意識している人もいます。
あと、競技としていかに高得点を出すかを競うこともあります。
太極拳という一つの括りのなかにいろんなものを摂りいれていける。
だから難しいし、奥が深い、幅広い。一生やっても極められないといわれるのがわかる。
エネルギーを意識したり、気の流れを意識したり、
そんなようなことを追求することで、体も最大限に使える、
操れるようになる。
自分の体を洗練させることが、強さにつながる。
だから、武術として生まれたのかなと思いますし、
太極拳の達人はそれを実践していたのだと思います。
太極拳は、一人一人の目標や意識の持ちようを発見し実践するための一つのツールです。
武術として意識してみたり、
表現するための動きを意識してみたり、
気の流れを意識してみたり、
グランディングを意識してみたり、
無駄なちからを抜くことを意識してみたり、
効率よい動きを意識してみたり、
筋肉を意識してみたりなど、たくさんあります。
ぜひ、自己を表現する方法として、太極拳を取り入れて、
自分だけの太極拳を見つけていただければと思います。
