人間は体を動かすとき、脳を使っています。
脳からの指令が神経を通り、体を動かすということです。
しかし、太極拳をするときは、それだけではありません。
脳(頭)を最大限に使います。
現代における、特にスポーツの分野では、
太極拳のような古代武術とはちがい、
この脳からの“動け”という指令が、
頭から体へ一方通行になっています。
普段の生活でもそうです。
多くの人は体のことは無視してしまいます。
それは体にものすごい負担がかかっているかもしれません。
スポーツでは怪我も多いですよね。
では、どうするのかというと、
頭(意識)から、体へ動けと指令を出す。
その時、脳から体への一方通行ではなく、
体と対話するとういことが重要です。
太極拳をするときはこれを意識します。
これが頭を使うという事です。
例えば、
ここまでやるとちょっと痛いとか、
膝にむりな体重がかかっているな、
必要以上に力が加わっているな
緊張しているな
心地よくないな
とか。
このように体からの声を聞く。
もし不快であるとわかったら、その動きはっ間違っているということなので
これ以上は動かさない。
動かし方を変える。
体と対話しながら、体に負担のないように体を動かしていく。
すると、自然と最小限の力で、無駄のない洗練された動きになっていく。
太極拳は、自分との対話です。
体がどんな状態なのか、
気持ちはどうなのか、
体と心や、感覚や気に意識を向け自分を見つめます。
そういうことに頭を使うということが大事なのです。
普段の生活でも、体と対話しながら体を動かしていれば、
腰痛や膝痛などは起きないかもしれません。
ぜひチャレンジしてみてください。