前回の記事では、
「ダンベルを買うなら、可変式を選べ!」
という話をしました。

では、数ある可変式ダンベルの中でも、どれを買えばいいのか。


選ぶポイントとしては、基本的には、
・女性や初心者の男性は20kg前後×2本
・中級者の男性であれば30kg×2本
ほどあれば、どんなものを選んでも問題ありません。

Amazonや楽天で「ダンベル 可変式」と検索して出てくるものや、スポーツショップやホームセンターで売っているものでOKです。

例えば、楽天で売っているRIORESの可変式ダンベルであれば、20kg×2本セットを6千円ほどで購入できます。

しかし、より自分に合ったダンベルや、効率的に筋トレできるダンベルを選びたい、というのであれば、二つの選択肢があります。


一つめの選択肢は、後からプレートを買い足せる、プレート着脱式のダンベルです。

例えば、Amazonや楽天で購入できるIROTECのダンベルは、ダンベルシャフトに
・5kg
・2.5kg
・1.25kg
のプレートを付け替えることで、好きな重さのダンベルを組むことができます。

価格は、20kg×2本セットで12,000円程度。
30kg×2本セットで17,000円程度です。

このダンベルの良い点は、つくりがしっかりしているだけでなく、プレート単体でも購入できることです。


先ほど紹介したRIORESの6千円のダンベルはコスパ抜群ですが、これ以上重量を増やすことができないのがネックです。

プレートを買い足せるタイプは、やや割高です。
しかし、最初は自信がなければ20kgセットを買い、物足りなくなればプレートだけ買い足す、といったことができるのです。

ただし、この場合の注意点としては、ダンベルシャフトの長さをよく確認しておくこと。

例えばIROTECのダンベルであれば、
・20kg×2本セットのシャフトは40cm
・30kg×2本セットのシャフトは45cm
と、わずかに差があります。

プレートを多く足すにはシャフトの長さが必要であり、40cmの短いシャフトに40kg分のプレートをつけることはできません。


今後、重量を大きく上げる可能性がある方は、最初から長めのシャフトのものを選ぶ方が無難です。



▲アイロテックダンベルを使った、高重量のインクラインダンベルプレス。最初は30kgセットを買いましたが、プレートを買い足し、35kgでトレーニングしています。