新日本監査法人シリーズの途中で恐縮であるが、興味深いニュースがここ半月の間に2つあったので雑感まで。

「iPad」に対抗できるタブレットは? HPは異例の撤退劇

タブレット端末ガラパゴス、販売不振で直販終了


アップルのiPadに挑んだ大手2社(米HP、シャープ)があえなく撃沈した。シャープは参入から1年もたずに、HPはわずか49日の撤退劇だった。

優秀なマーケティングと開発力を持つ両社のことなので、参入時にはある程度の勝算なり商機は見えていたはずだ。なのにこのザマというのは、なんなんだろうか。それほどまでにアップルの独壇場が根っこのところから進んでおり、ユーザーとしてもこの動きには看過できないものがある。

個人的は話で恐縮だが、そろそろスマホなるものを購入しようとしており、やはりiPhoneがいいのかと考えてしまう。また、レアなものでアマゾンのKindle2を保有しているのだが、一向に日本でサービスを開始する様子がなく、少し落胆している(いまは無理矢理、英語新聞を読んだり、英語のビジネス書のサンプルを読んだりしている)。

ネットワーク家電を購入する際は、いきなり販売中止→サービス停止などということが現実に起こりうるので、この世界では逆張りでの購入戦略は上手ではない。それを思い知った2つのニュースであった。