2024.12.14に日本精神リハビリテーション学会の懇親会で歌わせて頂きました!

 

2024.12.14 懇親会

Set list

1.Brave Crest

2.Go!Go!Espacio

3.翼

 

国際展示場から、歩いて20分くらいの場所にある、Small Worlds Tokyoで懇親会がありました。

僕は、統合失調症という病気を抱えてまして、よく音楽をかかっているクリニックの大会の余興で

披露させてもらえる機会をいただいています。

精神リハビリテーション学会は、毎年開催されているのですが、今年の主催は、自分がかかっているクリニックでした。

その関係で、大きな会場で歌わせてもらえる機会をエンパワメントしてもらったという感じです。

 

Small Worlds Tokyo

 

今年の初めに、精神リハビリテーション学会のKick off (事はじめ)がありました。

その時は、陽性症状が出ていて、大変だったのですが、何とかそのKick offでも歌う事ができました。

われながら、よく死なずに済んだ、、、という妄想の中、一年が始まっていました。

2月頃から、調子が回復してきました。

良かったです。治ったと思っても、陽性症状が出る事があるのが、この病気の怖い所です。

なので、完治ではなく「寛解」という呼称で、日常生活をやっています。

寛解とは、治療を続けている事が条件で、社会的にリカバリーしている状態を継続している状態を指すと思います。

 

なので、僕は、治療は一生続けなければならないと思います。

 

べてるの家 という所が北海道の浦河という町にあります。

そこでは、「当事者研究」というのを実施しています。

当事者研究とは、病気などを解明していく、決して解決にはならない事なんですけど、

その時抱えている、症状的な問題を、他者や医療従事者の専門家と共に、掘り下げて行って

解明していくそんな構造をもった研究があります。

 

僕は、この当事者研究によって、救われた人であります。

他にもSST(ソーシャルスキルストレーニング)やWRAPなどの

メンタルヘルスを管理するスキルをデイケアなどで学んでいきました。

 

クリニックには、感謝しています。

僕がバンド活動などを再びできるようになったのも

クリニックのおかげだと思います。

 

そのクリニックが今年、主催した精神リハビリテーション学会で歌わしてもらう機会がありました!

 

 

観客は300人くらいいたかな?

緊張しましたが、温かいホームの空間だったために、歌う事が出来ました。

 

歌ってみて思った事がありました。

 

ミュージシャンが光ってるんじゃなくて、周りのリスナーが聴いてくれているから

ミュージシャンが光らせてもらっているんだな!

ミュージシャンは、リスナーの影に過ぎないんだな!

ミュージシャンが自分で光っていると思わない方がいいな!

 

これは、大人数の前で歌わせてもらわないと分からない事でした!

ならそういうリスナーのために

これからどういう曲を書いてったらいいのかな?なんて考えました。

 

自分の持ち味や特色は大切です。

でも、その素材をどのようにしていくか?は

リスナーとのコミュニケーションなんだろうなと感じました。

 

今回は、自分のホームで歌えた。それは普段歌う事のない自分にとっては

少し自信にはなりました。

しかし、実社会はもっと厳しい目が光っている事でしょう。

 

それを含めても、臆さないで、リスナーのために曲や歌詞をかいてみようかな?

と思えたと思います。

 

今後の活動も頑張って行きたいですね!

今後ともよろしくお願いします!!

 

Brave Crest