着替えを済ませ、書類や説明を受けて、

病室を出たのは10時10分でした。

エレベーターでコンビニ(ファミマ)まで行き、

「帰りには絶対に買っていこう!」

と心に誓った、丼に入ったプリンと杏仁を買いました\(^o^)/


昔、「俺のプリン」という同様の商品がありました。

これハマったのです!

けれど、店頭で仲々出会えず、

幸か不幸か2回しか食べられませんでした…(T_T)

そもそもコンビニはあまり行かなくて…💦

期間限定とは思わなくて、残念な気持ちでジクジクしていました…💧


それを、今回の入院中に発見したのです\(^o^)/

ネーミングと、パッケージデザインは変わっていましたが、

中身がそうそう変わるとも思えず…(p_-)

買うしかない!買って帰ろう!

1つの目標が出来ました。


そして、購入♪


1階に降りると、長女ちゃんを見つけました♪

「早かったね〜、ありがとう♪」

私が言うと、長女ちゃんは満面の笑みで、

「お帰りぃ〜♪」

と言うのです。

可愛い、可愛すぎる…!抱きしめたい!!

私は、気持ちをグッと抑えて

「これから支払いするよ」

と言いました。

長女ちゃんは無言のまま私のコロコロバッグを持ってくれ、

知らない人が見たら、それは仲良し母娘の図。

私は胸が熱くなりました。

「先に車に積んでおくよ」

長女ちゃんは言って、コロコロバッグを持って行きました。


保険請求の為の書類も手続きし、

ちょっと手間取りましたが、無事に全ての手続きを終了すると、

すぐ隣に長女ちゃんが居て、私の手を取って車まで連れて行ってくれるのです。


「さぁ!帰ろう!!」

明るい長女ちゃんの声に、私は胸が締め付けられました。

私を待ってくれる人など居ない家に帰るわけですが、

お迎えさえ居ないのが私の本来の姿で、

今日はマコちゃんの代打で、長女ちゃんが来てくれましたし、

年に数回しか会わない長女ちゃんなのに、

本当に気が利いて、優しく親切で、

介護の何たるか!を知っている子で、

私は、「また良いところ取り♡」なんて思っていて、

感謝と申し訳無さでグチャグチャになっているのでした。



長女ちゃんの車はいつも車高の高い大型車です。

長女ちゃんは、あっという間に三児の母で、

子供達の為にも大型車が都合が良いようです。

私は乗り込むのに毎回大苦戦します…💦


今日もシルバーグレーのパジェロ。

ドアを開けて、ステップを2つ登ってやっと乗り込みました💦

どっちの足から乗るかで着地が決まります。

必死に脳内シュミレーションをして、決死の覚悟で乗り込むのです。

私には登山なのです…💦

そんな私の後ろに、長女ちゃんはいつも立っています。

笑いながら、

「ゆっくりでいいょ、慌てないで」

と声を掛けてくれます。

これは、私が登り損ねた時を心配して、

後方支援してくれているのです。

もしも、私が後ろへ転がれば、長女ちゃん諸共転がることは必至。

私は、我が身というより、娘の体が心配で、

「何としても這い上がる!この娘は私が守るっ!」

と、いつも心に違うのです。


長女ちゃんの車に乗せてもらう時は、

毎回、この覚悟です…💦