さて、三日目の朝です。
山場は、初日と二日目とイケオジが言っていました。
この山場を無事に通過して三日目に突入です。

「どんな些細な変化でも直ぐに言ってくださいね」
毎日「何人居るんだ?」と言う程の新しい男女の看護師さんが、
「今日の担当です」
と2〜3名でご挨拶に来てくださいます。
「顔もお名前も覚えられないし…」
最初から覚える事は放棄です。
言っても1週間だしね…💦

「お変わりありませんか?」
いつも聞いてくださいます。

デリケートな私の事、勿論、お変わりはあります。
そも、それがケモの副作用なのか、
個人の問題なのかは分かりません。
一通り報告しますが、全部空振り…💦
ま、それで良いのですが…💦

2日目の朝、声が無くなってきて、
ひっくり返ったり、かすれたりしました。

突然、下痢もしました。

体が痒くなり、特に両肩が真っ赤にただれるほど…
どうも、夜中にポリポリ掻いてしまったようです…(T_T)
これも副作用では無いそうです。
痒み止めは出して頂きましたが…。


イケオジS先生が仰るには、
「先ず、副作用は出ない人の方が大半です。
出たら大変だよ。この階の看護師が全員震え上がるよ」
と…。
そうなんだ…。

そこで、私はまた思いました。
「僅か30分程の点滴で、1週間も経過観察するのは、
凄いお薬を体内に入れたってことですね?」
イケオジS先生は、ちょっと表情を曇らせて、
「そうです。そういう事です」
と静かに言いました。