さーて、今日は待ちに待った奇数月の第四土曜日!
ザッハトルテは名古屋のCafeDufiで「隔月お食事ライブ」です!




たしか1stアルバムの頃からだから、もう9年位続いているんですねぇ。
今や名古屋に姉妹店を3店舗(?)構える立派なお店になりましたが、Dufiは変わらず水野夫妻のほのぼのした空気で、美味しい料理と時間を、それもリーズナブルに世の中に提供してくれています。


もう何年も前ですが、ある時、店主の水野さんに、

「ジンジャーエール安すぎません?」(たしか150円か200円だった)

と訊ねたら、

「これ原価知っとる?数十円だにぃ?
そんなもんを400円も500円もとれんでしょー?
これ入れて出すだけだもん。」

なんかこの人好きだなぁ…と思った瞬間でした。

「こののびた蕎麦がこの値段??」
っていうお店とか、
「牛丼が280円!?」
とか、
なんとかして利益を上げよう、客を集めよう、という発想があふれてる中で、
自分の感覚に素直に従ってお店を切り盛りしている水野さんのような人に出会うととても嬉しくなります。

そんなCafeDufiで食べる「ザッハトルテ定食」は、
仮に1000円ならば、食べる僕はきっと1000円分以上に美味しいわけです。
そしてきっと、世の中の1000円分以上に頑張って作ってくれているのだろうなと思えます。

嬉しいことに、ザッハトルテは各地のそういう素敵なお店で演奏させてもらえています。

ちょっと話がずれますが、
音楽もそうだな、と思うわけです。

例えば、カバー曲をなんとなく演奏する3分と、
オリジナルで頑張って作った曲を一生懸命演奏する3分とでは、
その3分の価値は全然ちがうばずです。
このCDとあのCDは値段が同じでも、価値は全然ちがうハズです。

僕の持っているCDでも、
メジャーの大量生産の3000円のCDと、1500円の自主制作CDでは、どちらも好きだけれど、
手にした時の重みが全然違う。
そもそも値段設定が逆転してなきゃおかしいよな?
とか思います。
ま、それもそれなりの事情があるわけですが。。。


ってな事を考えていたらもうすぐ名古屋駅に到着。
いつものようにホームの安くてウマい「名代きしめん」食べて、Dufiへ行きますよ~。

毎年7月の第四土曜は、花火大会ラッシュで席が割とすいてます。
以前に「いつも満員だから…」と言ってたお客さん、今日が狙い目ですよ!
たぶん。

ガラガラじゃありませんよーにっ!