最近の音楽と読書 | 晴れ待ち日記(旧・波待ち日記)

晴れ待ち日記(旧・波待ち日記)

波を待ちわびながら、海や自然や毎日の暮らしを綴る。(写真:ビンギン/バリ)

iPodに入れた曲が8400曲あまり。全部聞くには徹夜で24日かかるら

しい。

 

最近追加したのは・・・

 

Alanis Morissette

Black Grape

Chico & Gipsies 元ジプシーキングス

Chumbawamba

Kurt Weille のコンピレーション

Garbage

Happy Mondays

Icehouse

Kohala

Manafest

Qkumba Zoo

Radwimps 新アルバム「アルトコロニーの定理」

UNICORN 「シャンブル」

Sim Redmond Band

Smashing Pampkins

Terry Hall

Tom Tom Club

Virginia Astley

Yadda Yadda

Zach Ashton

スキマスイッチ

 

・・・てな感じで、最新を少しと、懐かし系が加わった。

 

 

あまりGenius機能は使わず、シャッフルしてから嫌なのは飛ばすやり

方で聴いている。
 
あと、無料のPodcastで、太宰治と芥川龍之介と夏目漱石を入れた。

朗読の声が今一好きになれないけど・・・。

  
 
 
 

最近の読書
波待ち日記
以前触れたが、このエッセイをゆっくりかみしめて読んでいる。

「脳あるヒト心ある人」養老猛司・角田光代

 

ものすごく良いよ、この本。いつも思っているようなことが、理性と感性

の両極端から言いあてられるという感覚。

 

<引用>

内田樹さんの『下流志向』(講談社)という本を読んで、角田さんの文章

をその後に読んだからである。この本にはおもしろいことが書いてある。

今の子どもたちの学校での態度は、市場で値切る消費者の態度と同じ

だという。子どもたちが授業での態度が悪いのは、私ですら聞き知って

いる。でもそれは、子どもたちが「ちゃんとしつけられていないから」とい

うのが、ふつうの観測だと思う。内田さんの意見では、それは違う。言っ

てみれば、子どもたちは消費者としてまず育ってくるというのである。

 消費者がものを買う時、消費者はあらかじめ自分が飼うものの価値

を知っている。いいものだから、欲しいものだから、必要なものだから、

買う。ところが教育という場は、それと反対である。子どもは何かをやが

て手に入れるのだが、教育のおかげで自分がいずれ手に入れるもの、

その価値が何か、消費者としての子どもにはわからない。わかるわけ

がない。だからできるだけ値切ろうとする。

(中略)

 買いものが当然であるお母さんが、子どもを育てる。子供はまず消費

者として人間世界に登場する。その子どもは学校で市場での消費者と

して行動を開始する。これは実につじつまが合ってますな。念のためだ

が、私は子どもの時にほとんど買いものをしたことがない。

                         角田光代さんへ   養老猛司

 

 

考えさせられる。

 

椋鳩十の「命ということ、心ということ」という本を思い出したよ。

 

 

 
波待ち日記
その後は、これ。伊良部シリーズ第3弾

奥田英朗「町長選挙」