月曜日の午後、雲が出て過ごしやすくなったので、Pークまで散歩に行ってみ
た。午後1時半頃の時点では、目一杯引いている潮のせいもあって十分乗れ
る波があったね。
突堤の先あたりから割れるレギュラーは、オンショアのせいでグズグズと割れ
る感じだったけど、十分走れる。ショルダーはあまり張ってこないけど、そこか
しこでブレイクするので、超満員の海でも、皆それなりに波をつかまえていた。
遠くに見えるGデスの社長のライディング。ちょっと長くて厚めの板で、あくまで
スムーズなライディング。ノーズも狙わず、大きなカットバックやリッピングをす
るわけでもないが、波をよく知る滑らかな動きだ。すごい65歳だと思う。僕もあ
と25年以上やれるのかな???
午前中にUヶ谷~I村で見たロンガー達は、板の後ろめに乗ってノーズをバター
ナイフのように動かす滑らかなライディング。ノーズに行ける波なのに、そうい
う人は見かけなかったな。
S里~鎌高前に来ると、波が巻いてくるので、アップス&ダウンスでスピードを
つける人が多くなってくる。
K越の岬の奥(Sーコングの連中だか誰かが東京ポイントと名付けたらしいが)
は、ショルダーが短いのでコンパクトなボトムターンが重要。
そしてこの日の午後のPーク突堤左では、パワーのあるターンを繰り返す人が
いた。
ちなみに千葉では「ボトムターンからノーズに行く一連のセット」がセオリーに
なっていて、「人に見せる、ジャッジに見せる」というイメージが強い。
そんな風に人のライディングを見ながら、「自分がしたいサーフィンは?」と自
らに問いかけたら・・・
1)自由であること
2)波に合わせられること
という理想が見えてきた(ちょっと抽象的だけど)。
でもそのためにはトリミングも、ノーズも、カットバックも、アップス&ダウンス
もリッピングも、すべて必要になってくるのだ。だから僕は、より多くの場所の
いろいろな波質を体験し、そこのローカルの乗り方を真似ようとしている。
たとえばH原のインサイドはスピードあるアップスの名手が居るし、T堂には小
波を蹴ってフローターする子がいる、そしてホームにはフェイドから力強いドラ
イブターンをしてくる先輩がいる・・・という具合に。
今回の連休にも良いリッピングができた。加えてアップス&ダウンスでロング
ウォールを加速する感じも体験することができた。ひとつひとつ練習になり、ひ
とつひとつ身に付く。今はそれが楽しい。
湘南モールのBAREFOOTというお店に展示されていた、Smoothbody製「オッタ
マゲール号」。海で見たら怖いね。