僕の出身地愛知県には、渥美半島という温暖で長い海岸線を持つ半島がある。
そこは、つまりサーフィン半島。
渥美半島は田原市という市だが、そのほとんどは畑で、パイナップルなんかも採れる。
渥美半島は、僕が生まれた名古屋から結構離れていて、車無しに簡単に行ける距離じゃない。
僕が若い頃連れて行ってもらっていたのは、知多半島のポイント。こちらは内海で波は小さい。セントレアなんていう空港ができた常滑市の新舞子ポイント。
田原の各ポイントに向かうには、実家から東名高速に乗って豊川や蒲郡(がまごおり)まで走ってから半島に入る。
ちょうど鹿嶋のように、高台にある道路を走りながらポイント近くで坂を下り、農地を抜けて海に出るパターン。海沿いの道路なんてシャレたものは無くて、ポイントの間は崖で隔離される。勝浦とかもそうか。
今年のWCT(ワールドプロツアー)が来た赤羽根ロングビーチや、ロコ、大日本、新日本、伊良湖の先端などのポイントが連なっているが、東京に住んで長い僕は、帰省ついでにロングビーチに入ったことがあるだけだ。だから、出身県とはいえ偉そうな事は語れない。
で、田原といえばBALIHIGH、BALIHIGHと言えば田原、という大きなコミュニティー(象徴的存在バリハイさんを中心としたチーム)があって、数十年の時を経てローカリズムを守っている。
前置きが長くなったけど、そこのメンバーの一人であるv-land(42)さんが綴る「J-bayまでの道のり」というブログが今回の話題。
この夏、とうとう彼のJ-bayレポートが載ったのだ。
映画エンドレスサマーで取り上げられ、シャークアタックで話題を集め、WCTが開催される「奇跡のライトハンドブレイクJ-bay」に肉薄する文章。最高!!
http://blog.livedoor.jp/vlandsurf/archives/2006-08.html
そろそろ40歳が視界に入ってきた僕が、一生の大仕事として入りたいポイントはどこなのだろう?
もちろん、入るだけじゃなくて乗りこなして生還するために・・・自分を磨かなくては。
パイプラインとか、タヒチのチョープーとかは・・・無理。
下の写真は、jaybay.co.zaより。