今日もブログをお読みいただきありがとうございます。

よく職場でこんな会話ないでしょうか

「なにこの書類、だれが作ったの!」

「お客様からクレームなんだけど対応したの誰?」



「だれが・・・」



よくありますよね。

で、誰かわかるとどうなるか・・・



そのとおりです。

「あなたなんでこんなことしたの?」

「誰に許可をもらってるの?」

「ちゃんと相談した?」



は~っ聴いていても疲れちゃいますね。



人は何かしらミスを見つけたとき、「ありえない!!」

って思うんですね。

そして同僚や部下、上司に同意を求めるんです。

「そうだよね、やっぱり彼(彼女)に任せられないよね」

「そうでしょ?そう思ったの」



昼ドラばりのドロドロとした会話が会社内に充満します。

こうなると雰囲気は非常に悪くなり、お客様にもそれは

伝わります。


ここで問題は、最初にこのミスを発見した場合の対応

なんですが、誰がやったのか?そこまではいいです。

そのあとが問題なんですね。



「あなたが悪い」



ここポイントです。

あなたではなく、この問題で困っている人は誰なのか?

もし対象が自分なら、なぜ困っているのか伝えていますか?

「教えたた通りにやってくれないと私も次の来客があって

フォローできないから不安なの」

「あなたが約束の時間にこないから、事故にあったんじゃないか

体調が悪くなったんじゃないか、とても心配だったの」



自分発信のメッセージにしてみたら全然問題は先延ばしに

されないですよね。

連鎖は誰か気付いた人が断ち切らなければ延々と続きます。

気付いた人は「あなたが」ではなく困っている原因を「わたしが」

と伝えてみてください。

最初はうまくいかないと思います。

でもこのお話をさせていただいた企業様では定期的に

私発信のメッセージの練習をさせていただいています。

ひとりが変われば周りも変わってきますからね