来春、成人式を迎えるあなた
 
に向けて書いています
 
 
 
早いものであなたが生まれてから
 
20年経つんですね
 
 
 
あなたは未熟児として産まれて
 
きました
 
ママが退院してからも小さなあなたは
 
ひとり病院に残りました
 
そして家に戻ってくると
 
夜泣きがすごかったね
 
パパも未熟で親として頼りなかった
 
今でも覚えているよ
 
あなたはパパのお腹の上でしか
 
寝なかった
 
何日も、何か月も夜中あなたを
 
お腹に寝かせながらたくさんの話を
 
した事なんて、覚えてないよね
 
 
 
離乳食が始まった時もあなたは食が
 
細くて、食べさせるのにパパもママも
 
一生懸命だった
 
小さなあなたにプレッシャーを
 
与えてしまったね
 
 
幼稚園、小学校、中学校と相変わらず
 
あなたは小さくて、、、
 
旅行も行ったりしたけど
 
なんかあまり楽しめる感じじゃ
 
なかったね
 
あなたはワガママを言わない
 
親にとって、とてもいい子だった
 
小さなあなたに気を使わせる
 
パパもママもよくない親だった
 
 
なんでこんな事を書いているのか
 
あなたのおじいさん、おばあさん
 
とパパの小さな頃を思い出していたら
 
あなたがパパやママを思い出した時
 
パパやママは、あなたの心の中で
 
どんな表情をしているのだろうって
 
思ったんだ
 
 
 
 
パパはあなたがとても心配だ
 
 
 
 
 
 
今、離れて暮らしているから
 
毎日がどんな様子なのか
 
楽しめているのか分からない
 
 
 
あなたが会ってくれるか
 
分からないけど
 
会って直接伝えたいんだ
 
 
 
あなたとは縁あって、家族と
 
なったけど、パパやママに
 
囚われないで、あなたの人生を
 
生きて欲しい
 
 
 
ただ、これもパパの身勝手な
 
願いかもしれないね
 
 
 
今のパパにできることは一つ
 
毎日を楽しんで生きていく姿を
 
自ら実行することかな