前回の続き。
救急車に乗ってから、救急隊の方から説明されたのは、
「一番近い病院は受け入れられないそうなので、その次に近い病院に向かいます。こちらも良い病院ですよ。」
ということで隣の駅の病院に運ばれました。
病院に着いて、同乗してくれた母とはここでお別れ。
私はタンカに乗ったまま救急車を降り、
そのまま院内へ。
運ばれてるんだから当たり前なんですけど、
寝たままで平行移動してるのって不思議な感じでした。
院内に入ると、スタッフさんがテキパキとしていて流れるように名前の確認、身長体重の確認が入り、服を脱がされてました。
そしたら顔だけでなく、服で覆われていた上半身にも発疹があったそうです。
お医者さん「検査のために発疹のところ、2箇所取りますね。ここで手術します」
え!!ここで!?まだタンカに乗ったままなんだけど!?手術って手術室で緑の手術服着たドクター達が「メス!汗!」とか言いながらやるんじゃないのー!?
そんなことを考えてる間に、
どの発疹を取るか、お医者さん達が相談を始めており…
「これが酷く赤いからこれと…あとここにしましょうか」
「そうだな、ここなら服で隠れるし」
と、発疹の程度と場所で総合的にどの発疹を切り取るのが良いか判断しているようでした。
まあ、後々目立ちにくいところを選んでくれるのはありがたいね。
そして部分麻酔して2箇所の発疹を切り取られました。
そしてタンカに乗ったまま(途中車椅子に乗り換えたような気もするけど)
個室に運ばれてベッドで横になりました。
しばらくしてお医者さんが部屋に来て、
こう言いました。
「まだ検査結果が出ていませんが、
おそらく重篤なスティーヴンスジョンソン症候群だと思われます。
これからだいたい3週間くらい入院します。
まだ麻疹の可能性も考えられるので個室に入院してもらいます。」
えー、なにそのアップル創設者みたいな名前。
3週間入院?
いろいろと予定キャンセルしなきゃ…
ディズニーランド、ライブ2つ、飲み会…
よりによってこの3週間に楽しみだった予定がたくさん入っていたけどしょうがない。
あとで連絡しなきゃな。
とりあえずこの謎の高熱と発疹は治してもらえそうだ、よかった…。
ということで、22時頃に救急を呼んでから、諸々の手続きを踏んで、
日付変わって金曜日の0時過ぎから入院することになりました。