低回転のパワー改善において、気になっていることをまとめてみます。
現在、自作レーサーシリンダーのため、排気ポート拡大により、YPVSバルブが
2mmほど削られております。これだと、YPVSが閉まっているときに、STDより
しまっていないということになります。

※1:ただし、自作CDIで、ノーマルより閉まるようにはしてあります。
※2:ですが、(バルブが円柱なので、いくら閉めても、削っているので、うまく閉じません)

YPVSノーマルに戻したら、閉まりがよくなるので、どうなるのか? です。

削ったYPVSバルブ(左)とノーマルの比較(右)

写真ではよくわからないですが、かなり薄くなってますよ。

どれくらい違うか、測ってみました。

測り方は、下記のように、YPVSの最大閉じ状態で、ピストンのヘッドが

隙間なしになる状態で、スカート側のピストンの突き出し分の差を測りました。

ノーマルの状態は、以下、ピストンの突き出しは、3.9㎜

削ったYPVSだと。。 2.5㎜

この差は たったの 1.4㎜  うーんん。これが、低回転側でどれくらいのインパクトを起こすかです。

そして、自作CDIなので、ノーマルより閉まる位置に設定できてます。

以下のように、ノーマル位置より、5度程度? 閉じてます。・・
 
逆にうまくガス交換できないかもしれませんが、それは、かんたんに設定できるので
 
良いところを探す・・ですね。
 
 
たった、1.4㎜ですので、あまり影響はないように思いますが・・・
どのくらい良くなるか・・ですね。。10%くらいよくなるのなら、体感できるかと思いますが、、
 
YPVSの入れ替えなので、とにかくやってみる・・ですね。
 
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そして、STDと比較したいです。。

STDと異なるのは、排気タイミングはYPVSで戻しても、

自作レーサーシリンダーなので、掃気タイミングは、早まっているということ、

クランクがSPなので、1次圧縮が高く、沢山送り込んでいることで

STDより、パワーがでているのではと、考えてます。

STDと比べたいですね。。。(笑)

 
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で、、、実装はYPVSを入れ替えるだけですので1時間もかかりません。。
 
実装しました。
 
そして、夜間走行してみました。アイドリングも安定していますし、
 
ちょっと、良くなったような気がします。。でも、思い込みかもしれません。
 
じっくりYPVSの位置を変化させて、比較実験ですね。。
 
 
           つづく・・