現在のCDIの実態を共有開始します。何かの際に役立てばと思います。
ただし、私は詳しくないためこの回路では課題があると思います。
たとえば、抵抗を入口に設定し、安定化が必要と考えますし、
出口も抵抗を入れてダイレクトに入力は良くないはずです。
詳しい方が見られたら、修正案あるかと思います。
現状は、動作しているので、「まぁ、いいか」でやってます。
故障した場合、エンジンに大きなダメージがあると思います。
自己責任で、お気をつけくださいませ。。・・(苦笑)
【説明】
ここで、ポイントは、ピックアップ信号は、フライホイールの鉄の2mmほどの山の始まりと終わりの際の
電気信号変化です。3xvの場合、山の始まりがマイナス5Vで、山の終わりは+5Vです。
この信号を利用して、回転数や点火タイミングを計算しているようです。
(実態はしりません、予想です・・)
ここで、arduinoやESP32などのマイコンは、当然プラスの信号しか拾えませんので、
マイナスの信号(山の始まり)を、プラスに変換する必要があります。
ここが肝でした、、・・答えは、フォトカプラーを利用することで簡単に実現できました。
フォトカプラーは、発光素子が内部にあり、それが光るとスイッチが入り電流が流せます。
例えば、 TLP785 がこれに当たります。
これを使うと、以下のように、マイナス信号をプラス信号に変えられます。
今回、いろいろテストしましたが、安定したのが以下です。
私が詳しくないためはまった点や工夫した点を記載しておきます。
①山の終わり信号はプラスなので、TLP785 を利用しなくてもよいのですが、
山の始まり信号と同じレベルにするために、あえて変換しております。
②山の始まり信号のマイナス信号は、TLPの②端子のマイナス側につなぐことで
マイナス信号が流れる瞬間に、アース側から電流がながれ、発光素子が
発光し、3.3Vの電圧が出力できます。
③出力側は、100KΩでアースしてあります。これがないと、ノイズが乗ったり、
出力信号がだらだらになり、安定しません。
④前シリンダーは、後ろシリンダーの後で発火するので、拾う信号は、
山の始まりだけにしてます。発火タイミングは、後ろシリンダーの情報で十分です。
出来栄えは、以下ですが、、ハンダの具合でノイズの乗り方が変わってきてて
ハンダは少なめで、丁寧に・・です。 基盤をちゃんと起こさないと、ノイズとの戦いです。
※TLP785など、微電流で反応するので、思った以上にノイズに弱いです。
次回は、ESP32のプログラム概要を簡単に説明いたします。
ここも、恥ずかしいので、ポイントだけですが・・