ガン治療と膀胱ガン | 山 田 義 帰 の Holistic Blog

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慈恵クリニック院長 山田義帰の公式ブログとしてホリスティックに関連した事や医療に関する情報を提供していきたいと思います。




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膀胱ガンは2つのタイプがあります。
表在性膀胱ガンと浸潤性膀胱ガンです。

膀胱ガンの70%は表在性膀胱ガンで再発を繰り返しやすいという特徴があります。膀胱の内腔に乳頭状(カリフラワー様)に発育し膀胱壁へは浸潤していません。


浸潤性膀胱ガンは膀胱壁に浸潤し、 進行が早く、早期にリンパ節や他臓器に転移を起こしやすいガンです。

その他、上皮内ガンがありますが、これは腫瘍の形態をとらず、 CTなどの画像では診断できません。


男性が女性の約3倍多いガンです。
膀胱内に多発する事が多いです。、
40歳以降から増加し70歳台が最も多いと言われています。


膀胱ガンは染料や化学物質を扱う職業に発生率が高いようです。
膀胱ガンの原因として喫煙があります。


膀胱ガンの症状で最も多くみられるのは無症候性肉眼的血尿です。
上皮内ガンの場合は頻尿、排尿痛、 残尿感といった膀胱炎と同じような症状をきたします。尿管が膀胱とつながっている部位にできた浸潤性ガンでは尿管を閉塞し、水腎症やさらには腎機能不全なども起こります。


膀胱ガンが疑われた場合、まず膀胱鏡検査を行ないガンがあるかどうか検査する必要があります。