プラセンタ(胎盤)とは、お母さんのおなかの中で赤ちゃんを守り、育てる役割を持った「胎盤」のことです。赤ちゃんがおなかで健やかに成長するためにプラセンタは実にさまざまな働きを担っています。プラセンタは細胞の増殖・再生を調整する物質「細胞増殖因子」を合成・分泌する臓器でもあります。
この細胞増殖因子の中でも特にサイトカインは、自然治癒力や免疫力を高め、過敏になった免疫細胞を制御したり、免疫システム全体のバランスを調整・回復します。細胞増殖因子やサイ トカインを含むプラセンタエキスを医薬品や機能性食品(健康食品)などで体に取り込むことは、細胞レベルでの若返りや修復が期待できることになります。
プラセンタ療法とは、 健康な全く感染症のない日本人の胎盤から抽出されたエキスを用いた治療法です。主に筋肉や皮下注射を行ないます。点滴にビタミンやニンニク注射の成分を入れてスポーツ選手が疲労回復の有効な治療法としても使われています。また手軽に内服できるサプリメントも製品として市販されています。