いや、結局ね、買っちゃいましたよ。
前回ご紹介した'92年製Les Paul Standard。
何名かの方はお気づきのようでしたが、
前回の写真は、すでに自宅でした。
あれ、ピンぼけですね・・・
ウン十年もギターを弾いてるので、
使用木材やネック・ボディの構造、アセンブリの違いから、レスポールはストラトと音がどう違うか、漠然と頭ではわかります。
でもね、店で弾いたとき、カスタムとスタンダードの違いはわかったけど、
実は、これがレスポールの音、というものを知らず、
たとえば、全く同じアンプセッティングのまま、ストラトとレスポールを弾き比べたことはなかったですし、
実際はどうよっていうのは、判ってなかったですね。
店で試し弾きしても、こういうものなのかねぇって感じで、
良し悪しを語る以前に、本当に自分はレスポールの音を知らないんだな、と気づかされました。
でも、家に帰ってきて弾いてみて、やっと理解しました。
レスポールは漢だ、と。
ハムが載ったストラトとレスポールを、家の25WアンプでVolも下げずにジャックを抜き差しして試しましたが、
違いますねぇ、音の太さが。ぜんぜん。
曲の中で、ちょこちょことVol.やToneをいじりながら、っていうのは合わない感じ。
エフェクターを足元にいっぱい並べて、っていうのも違う。
ファズだけでゴンゴン歪ませたり、
アンプ直ってのもいいし、
このギターが持ってる音を楽しむのが良くて、面倒なことが似合わない感じ。
どの曲でもオールマイティに使うぜ!とはいかず、常に暑苦しくなるっちゅうか。
スタジオミュージシャンがストラト系を使うのが良く判った感じ。
まぁ、早合点な感想になってますけど、
ひとまず、ここ数日で感じたところです。
ワクワク感がまだ続いてます。
ただ、電車移動でハードケースは不便なので、
今どきの子が持つようなソフトケースを買おうか、悩み中。
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この1本を増やすために、
2本の我が子を旅に出させることにしました。
数年前に購入した'65年のDuoSonicIIと、
20年近く前に新品で購入したESPのストラトレプリカです。
それぞれお金もかけましたし、なかなか思い入れがあるので悩んだのですが、
同じ守備範囲のものが他にあり、使用頻度が高くなかったので、思いきることにしました。
それにしても、売るときは高いのに買値は叩かれるっていう、さみしいものでしたね・・・
つぎも、良いオーナーに巡り合えるといいなぁ。