7・22 有坂美香・代官山Loop ご来場の皆様には、誠にありがとう御座いました!出演者の一人として厚く御礼申し上げます。
そして昨日は、八景島のカフェアオキ SONIC BRASS ご来場の皆様も、誠に有難う御座いました!!ってか.. 違うな 僕もご来場の皆様の一人で、飛び入りで歌わせてもらっただけやから.. お礼は、出演の皆様とお店のスタッフ様にですな 有難う御座いました。
二日連続の熱唱でゴキゲン・ゴキゲン 喉は完全にトンでしもてるけどね ほいよ更新。
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迎えて当日。 五周年LIVEの本番。場所は教会のお御堂である。
僕らのクワイヤーは、完全に自主興行なので事前準備も会場設営も全て、僕らがやる事になるのだが.. リハにあまり参加できていなかった僕は、この事前準備の段階でも.. 面喰う事になる。
クワイヤーメンバーのうち男性陣は、みんなより少し早めに集合し、バンドメンバーの機材搬入をする事から作業が始まるのだが.. この日の機材で一番の大物になったのは... ハモンドオルガンだった。 ってか.. ハモンドオルガン??? なんじゃそらー!!!
んでもハモンドじゃんハモンド!うっひゅー!! こんなもんで歌う機会なんか滅多にあらへんし、こりゃめっさテンション上がる~!!
けど、誰がこんな高価で仰々しい楽器を演奏するんじゃい?と思ってたら.. はいこの人がハモンド奏者さんですと紹介されたのが.. ハンチングを被ったお洒落な感じの青年やったんやけど..
だから誰????
機材搬入終って、クワイヤーメンバーも揃ってリハが始まり、ハモンドオルガンの音が教会のお御堂に鳴り響くと、そりゃーもうー、さらにテンションあがり、うひょううひょ~って大興奮となったものの.. でもだからハンチングのお洒落さんは誰????
他のメンバーがこのハモンド奏者を平然と受け入れる中で、僕一人釈然としない思いを抱いているのかと思ったら、リハ終わり休憩中に僕と同じ思いを抱く者.. いや.. 僕以上に違和感を抱いていた奴がおったんよね。
このクワイヤ初期からバンドメンバーとして参加。このクワイヤーの正ギタリストにして、孤高の天才ヒゲリスト。ひと昔前なら近所の頑固クソジジイとしてその存在感を町内中にその名を轟かせたであろう.. その名も.. 【野素】。
後に、僕とバンドを組むことになるこの盟友もまた、リハが終わるや否や..僕の耳元でこうささやいたんよね..
「あれ..誰?」
野素にとってもまた.. ハモンド君と会ったのもこれが初めてで、もちろん事前に話しも聞いてなかったのもあるんだろうが.. もっとも、野素の気に触ったのは、演奏で入れる音が.. 野素のギターと彼のハモンドがぶつかったから。
野素はギタリストだが、ピアニストもやるので、合間アイマに入れる音階やタイミングや感性がちょいとピアノ的なところがあって.. なもんで、自分が機嫌良く弾いてたらそこにぶつかる形でハモンドの音が入ってくるらしく.. それで、「なんじゃそれ」となったらしい。
んで.. このリハで機嫌を損ねた湘南のMr.アングリーマンは、この日一日、僕に文句を言い続ける事になり.. それがまた、僕自身の違和感を増幅させて行く事になる。