お盆も過ぎて..由比ヶ浜はクラゲが一杯。あれだけ溢れてた車も山側ではまばら..。暮れ時は涼しげな風もそよぎ出してで.. 蝉の声もちょいと控えめで..  そんな中.. 長かったこのお話も今日で終幕。ほいよ更新。

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さてさて.. 全3UNITを輩出したよっCプロデュースも.. このプリプリを最後に幕を下ろす事になる。

個性の固まりのようなクワイヤーメンバー達なんで、作ろうと思えば、まだまだ個性豊かなUNITが出来たとは思うんやけど.. 僕の中では、この三回のTRYでやりたいことは全てやりつくした感じでね。

3daysちゃんに教わった事を... 机上検討して...  できる限り客観的な形にして.. 人に伝える事で何がしたいのか?より鮮明になって.. 育てて行く過程で新たな気づきがあったりもして...

つまりね。

僕にとってこのUNITをやる事で一番大事だった事は、「僕にとっての音楽とは何か?ステージとは何か?」を整理するって事と..それを3daysちゃんに見てもらって「僕は正しく学べたのか?」を確認する事やってんけど... その目的は.. キュートな女の子達の手を借りる事によって見事な迄に達成する。

ただね..

僕の思った以上の結果になった事も事実なら.. 思い通りにならなかった事が多かった事も事実でね。んでもその原因もまた簡単な理由で..

つまるところそう。それはもっともシンプルな結論。演者が「僕」でないからというだけの理由

テクニカルな部分もそうだけど.. もっとも大きな要因は... 喜怒哀楽の表現... 溢れる想いの量.. 移入できる感情の量.. つまりそれは「個性」と呼ばれる部分で.. どうしようもない部分な訳でね..

でだ!

そんな当たり前の事を.. この企画をやり終えた時に.. 強く強く認識した僕は.. この時点で強くこう思う。「次にやる時は自分でやろう」.. そう。Y'sを立ち上げるきっかけは、この時に芽生えたって訳だな。

なお.. 僕がこう芽生えたのと同様かどうかは謎だが..  このUNITに参加してくれたメンバーの多くが..  この後、このクワイヤーの中核となり... ソリストとしても活躍。さらには.. 別のゴスペル・ユニットを結成してそれぞれに活動の場を広げて行く事になる。

まあ.. この企画に参加したからって訳でもないんやろうが.. それでも、やっぱ彼女達が、色んなシーンで元気に歌う姿を見る事は、特別な感慨が涌く訳でね。やっぱ.. この時に、こんな風に形にできたって事はすごく良かったなあと思ったわな。

うんうん。  やっぱ.. やって良かったのう...

【完】

 

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来週の更新は御休みとさせていただきます。ご愛読の皆様にはご迷惑をおかけ致しますが、ご容赦のほど何卒宜しくお願い致します。