今週はのんびりと過ごす休日。これはこれでありがたいが...忙しいのもまたありがたい。ま...要は健康でご機嫌に過ごせてりゃあ、それが何よりやっちゅうこっちゃなあ。 はいよ更新!
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ピアノの周りにぐるり並んだテノール軍団を前に、ほめたりダメ出ししたりを繰り返しながら熱く練習をつけるデ・すすだが... 僕らが休憩してる間もこのプロフェッサーは歌ってて...
曲は..明日の本番で自身がソロを歌う曲..「Thank'Ya」のおさらい。本人は軽く流してるつもりなんだが、これがまた凄まじい!
そもそもこの曲..ご本人が書いた曲なんで本人的には普通なんやろうが..なんせ音域がハンパない!!4オクターブの音域の中で、自由自在に歌い倒すデ・すすはまさに神業!!いくら音大の教授とはいえ...もう圧巻すぎて..瞬きするのも忘れるくらい食い入るように見てたんやけど...
とある瞬間に...あっ?と思ったんよね。その...「高音部」の歌い方の中に...なんちゅうか..ちょっとしたひっかかりっちゅうか..違和感ちゅうか。 んんっ? こ...これはってね
実は高音部を歌うってのは僕の最大のテーマ。
というのも、高校の頃に僕が所属していたフォークソング部では「裏声禁止」って伝統があり、先輩からもきつく指導されてたから...高音部はひたすら地声を鍛えるしかなくて.. おかげで当時流行のニューミュージックなら、まず普通に地声で歌うことができたもんやけど...
んでもこれが大学生になって... R&B...つまりは、JBやピケット、サム&デイブなんかを歌うようになると..途端にこの音域では通用しなくてね。シャウトで潰れてるから気づきにくいかもしれんけど...やつらが歌う音域は、実に普通の成人男性が歌う1オクターブ以上も上の領域!!
当時の僕は、やつらの声帯は構造的に別種のもんやから「そんな高音は出る訳がない」と諦め、キーを落してカバーしてたんやけど...
実はそれが大きな間違いやったって事にこの時...この..1メートル先で歌うデ・すすを見て気付かされたんよね。あああ!!違う違う!そうやなかったんや!その音域で歌うって事は..声帯の構造問題ではなくて... 「技術やったんや!!!」ってね
って...実に15年以上も勘違いしてた謎を熱く語ってたらもうこんな時間。確信に触れぬままに二週間ってのも心苦しいが...今週はここまで! 来週は明らかにするんで少々お待ちを~