続いて午後。カハフ側6両の出場ですが…。
EF81 139+E26系
お察しのとおり、走行区間がひと駅間のみ・天気が曇り→晴れという事も相まってひどい有様に…。
後追いは一応見せられるレベルになるんですがね…。
こちらは先程とは違って、反射板が取り付けられています。
早速、東大宮(操)へ追ってみましょう。
到着後、早速準備をしています。
そして、機回しの為に機関車が離れていきます。
午後の便は同じく6両編成。
では、1両づつ見てみましょう。
7号車 スロネE27-202
一般的なカシオペアツイン(A寝台車)です。
この車両には反射板が取り付けられ、違った表情を見せています。
態々1区間のために用意した理由って…。
ダンパ部分
8号車 スロネE27-1
新在直通試験用測定装置を搭載するA寝台車両。
装置が撤去されたかどうかは外見からではわからないですね…。
9号車 スロネE27-401
ミニロビー付きのA寝台車両です。
デビューしてから20年が経とうとしているE26系客車。細部を見ると外版の凹みが多く見受けられます。
今回が最後の全般検査という噂が流れていますが、もしかしたら現実的な話かもしれません。
10号車 スロネE27-301
シャワー室を備えるカシオペアツイン車両。
11号車 スロネE27-201
こちらも一般的なカシオペアツイン車両です。
12号車 カハフE26-1
ラウンジカーの役割を持つ電源車です。
入場前はエンジンから出てくる煤煙で黒く汚れていましたが、再塗装と磨き上げでスッキリした見た目に仕上がっています。
青函トンネル昇圧対策で増設された特徴的な床下機器も健在です。
入場前。
妻板も綺麗に仕上げられています。(左側の車両)
何故かこの列車だけに設置されていた反射板
これ一つで表情が大きく違いますね~
汚れがひとつも無い綺麗な屋根を拝めるのも今のうちだけです。
汚れのない台車
カハフの特徴であるアンテナ類
隅々まで手入れされています。
機関車が戻ってきました。
機回しをして連結します。
密着連結器を装備した機関車と客車の連結作業は滅多に見れないものです。
今回は手際よく連結していました。
連結後、何故か一旦パンタグラフを下げます。
その数分後、何事もなかったかのように再起動。
ちなみに、従来のE26系のOM絡みの回送は長岡からEF81をレンタルしていました。
現在は双頭連結器を持つ139号機が田端に転入してきたため、今回はその必要がありませんでした。
2019年現在、唯一の田端所属の双頭81として活躍するEF81 139号機。
普段は工臨や配給の相手をしていますが、やはり密連を使用している姿が似合っていますね。
入庫の651系が来たらそろそろ出発です。
しかし、撮影地は殆ど逆光です。
さて、どうする?
なんの事はない。
「撮れそうな場所を手当り次第探す。」の結果がコレです。
通行人の方々が見慣れない列車を注目しています。
こうして6両は尾久へと帰って行きました。
また元気な姿を見てみたいものです。
~
最後になるかもしれないと思い、撮影に踏み立ったカシオペアのOM出場。
今後の先行きが怪しいE26系。
しかし、JR東日本の人気列車故に暫くは元気な姿が見れるでしょう。