狼と香辛料5
- 狼と香辛料 5 (5) (電撃文庫 は 8-5)/支倉 凍砂
   
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これ読んで『終わりよければすべて良し』って言葉は偉大だなと思ったなー。
この巻は、一緒に旅をしているロレンスに、ホロが
『(楽しさが摩滅していくから)旅を終わりにしよう』と言うが、
ロレンスは『望んでも手に入らないかもしれない。
だが、望まなければ絶対に手に入らない。」と
摩滅しない楽しさを探そうと提案する。
そして『どっちらにしても、さよならは笑顔で良いたいじゃないか。」と。
人との出会いは素晴らしいものでも、その道中で必ず摩滅する。
それは人は絶対知っている。
でもなぜ人は人を求めるのか。
それはその出会いに期待するからだという、
人と人との繋がりの根幹を教えてくれる巻だった。
ラノベ侮り難し。
確かに別れ方って大事なような気がする。
今のところ大事なことが上手くいかなかったせいで、
終の住まいにしようと思ってた、北海道が好きではなくなりました。