500冊!読む!(21~23)
- 小林 よしのり
- 新・ゴーマニズム宣言〈第1巻〉
- 小林 よしのり
- 新・ゴーマニズム宣言〈2〉
- 小林 よしのり
- 新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論
21~23冊目
明らかにペースが落ちてきた。数は増えてるかもしれないけど、マンガで稼いでるだけで活字の本を読むペースは目に見えて落ちてきた。
さすがに500冊は無理があったかと、100冊も行かない時点で考えてる僕はどうですか?
弱音吐く男が好きな人はいつでも僕を抱いてください。いや、ぶって下さい。
そんなことより、活字がしんどくなった時のよしりん。
新ゴーマニズム宣言の1巻と2巻は、オウム問題と薬害エイズ、そして雑誌「SPA!」誌上でのバトルなどなどが書かれた作品。
結構古いので、当時のことを思い出し思い出し読まないといけない。が、
当時僕は、中学とか高校なので思い出そうものにも、思い出すものがほとんど無い。
ようはほとんど関心を持っていなかったのだ。
オウム=殺人集団、薬害エイズ=厚生省が悪い。と簡略化して覚えていた。
まぁおおむね合っているのだけど、こう簡略化して覚えると、なぜあんな殺人集団にまだ信者として残ってる人がいるのだとか、厚生省はなぜ早く謝罪しなかったのかという現実が見えてこない。理解しにくいことが多くなる。
本書では、事実と共に作者のよしりんの考え、そして作者が事件とどう戦ってきたのかが書かれているのだが、時がたって僕ぐらいの年齢の人が見るとまた違う側面も見えてくる。
最近では、「与えられた情報を鵜呑みにせず、自分で租借して飲み込みなさい」という教育がなされているらしい。カッコよくアメリカンな言葉で言えば、メディア・リテラシーだ。
なので、メディアリテラシーとかは大事だと思いました。
最後、めんどくさくなったので、小学生の作文みたいにしました。
あと台湾論。
台湾には、失われた日本がそこにはある。
もの凄く台湾に行きたくなった。
言ってる内容とかは俺の嫁の金美麗さんの言ってることと、ほぼ同じなので特別新しいことでもない。まぁ今さら読んだ奴が何言ってるんだといった感じだが。
ちなみに、この本の中国訳版が発売されてそれが台湾で波紋を呼び、よしりんは台湾に入国拒否されてしまった。何でも従軍慰安婦問題で、そんな事実は無かったと書いたことが問題だったらしい。
国際問題ではあるが言っちゃ悪いがそれぐらいの事を書いたぐらいで、いち漫画家を入国拒否にするのはいかがな物か?全世界で『表現の自由は』あらゆる自由の上をいかなければいけないのは、国際社会では自明の理なのだが・・・。中国の絶対不寛容の精神が根付いてきてるのかもしれない。。。
失われた日本はそこにはある。けれど確実にそれは中国の足音に脅かされている。
近いうちに台湾行こ。