最近、家系図を造ろうかなと思った。
義父が天に召された時に、自分で相続登記をしたが、
その時に集めた資料を丹念に追うと少しは何かが分かる気がした。
でも、時間も体力も知力もないので、誰かに依頼するのが一番良いかなと。
そこで、ネットで検索すると、4系統で13万円で・・・。
これが一番妥当かな! でも、大丈夫かな?
それに、今年は提灯も和田家と森田家の家紋入りを造ろうかな。
子どもたちに残しておきたい。
そんなことを考えている時に、このエッセイが出てきました。
このエッセイは、平成26年2月の作品です。
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カモン!家紋
いきなり息子から携帯へ着信があった。いつもはメールの返事もないし、電話にも出ないのに、何だろうと思い携帯に出た。
「お父さん、和田家の紋は、菊水だったよね」
「あ~」
「凄いじゃん」
「何が?」
「今、ネットサーフィンしていたら、菊水の紋にいきついてね、確か、和田家はそうじゃなかったかなぁと思って」
「そう、楠正成の紋」
「楠正成の子孫ということ?」
「よくは分からないけど、もともと楠の前は橘姓を名乗っていたらしい。それから、正成は楠姓に変わり、弟は和田姓を名乗ったらしい」
「ふ~ん。その菊水の紋は残ってないの?」
「提灯とか着物の紋には使われていたけど、今は、うちには何も残ってないなぁ」
「どっかに残ってない?」
「兄貴の家には何かあるかもしれないけど。ちょっと気にかけとくね」
「何かあったら、お願いします」
「わかった」
突然呼び出された菊水の紋。私の姓も和田から森田へと変わったから、ほとんど思い出すこともなかったのに、菊が入っているので、天皇と関係があるのかなぁと思い調べてみると、後醍醐天皇が正成に下賜したが、恐れ多いということで、下半分を水の流れにしたということだった。何の役にも立たない知識が一つ増えた。
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と、いうことで、家系図と提灯、作ってみたくなりました。
今年中に何とかしたいものです。
それも亦愉しからずや です。