2011年1月のものですが、
ひまだったのでしょうかね。
四字熟語を調べてみると、新しい発見や間違った解釈を知ることができ、面白い。
昔はこうだったが、今はこうなっているというのもあるかもしれない。
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数字遊び
漢字四文字で成る漢数字が入った熟語を考えてみた。一石二鳥、二束三文、三寒四温、四分五裂、五臓六腑、六穀七珍、七転八倒、八策九丘、九牛一毛等々。この中で存在しないのは、六穀七珍。どうしても六と七の並んだ四字熟語が六泊七日しか思い浮かばなかった。これは四字熟語ではない。その結果、造語として六穀七珍という四字熟語を作ってみた。六穀とは、稲、粱(あわ)、菽(まめ)、麦、黍(もちきび)、 稷(うるちきび)。王の食事として六穀、六牲は、馬・牛・羊・鶏・犬・豚。六清は水、漿(果実の搾汁)、醴(甘酒)、涼(醴が酢酸発酵した物)、医(梅酒)、障。この穀物、酒、肉をバランスよく食し、たまに七つの珍味を食するのが王の食事である。まったくのこじつけで四字熟語にはなっていない。
ちなみに、
一石二鳥
石を一つ投げて二羽の鳥を得ること。一つの行為から二つの利益を得ること。
二束三文
数が多くても値段が非常にやすいこと。
三寒四温
冬季に寒い日が3日ほど続くと、そのあと4日ほど温暖な日が続き、
また寒くなるというように7日周期で寒暖が繰り返される現象。
四分語裂
まとまっていたものが、調和が崩れて、乱れてしまうこと。
五臓六腑
「五臓六腑に沁みわたる」といわれていますが、五臓六腑というのは東洋医学の
考え方で、五臓(心臓・肺臓・肝臓・腎臓・脾臓)と
六腑(胃・小腸・大腸・膀胱・胆嚢・三焦)を意味しています。
七転八倒
苦痛のため、のた打ち回ること。
八策九丘
古書の名。「八索」、「九丘」は、ともに中国古代の書物の名。
九牛一毛
取るに足りないことのたとえ。無数にあるもののごくわずかな部分のたとえ。
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最近の言葉には、分からない言葉が多い。
近くに若い人がいないので、付き合いもないので、なおさらです。
どこにも出かけないし、テレビもあまり見ないし、世の中がどうなっているのか、
実体験が乏しい。やりたいことが多いので、関わっている時間はなく、
残された時間との勝負なのです。